健康

2015/07/18

無性に喉が渇くのは糖尿病のサイン?どう対応すべきか

無性に喉が渇くのは糖尿病のサイン?どう対応すべきか

気温が高い夏場や激しい運動の後などに喉が渇くのは当然ですが、特に身体を動かしていなくても頻繁に喉が渇くという経験はありませんか。激しい喉の渇きは糖尿病の初期症状だとも言われますが、実際にはどうなのでしょうか。

50代男性からの相談:「最近やたらと喉が渇くのは糖尿病の初期症状?」

最近やたらと喉が乾くのですが、これは糖尿病の初期症状でしょうか。以前は運動した後に水を大量に飲むことがありましたが、最近は運動していなくても喉が渇きます。会社の健康診断の前なので糖尿病かどうかチェックしていないのですが、喉の渇き以外の糖尿病の症状も教えてください。

尿量が増える、体重の減少、全身の倦怠感など

糖尿病の場合喉の渇き以外に、尿量が増えたり急激な体重減少や疲れやすいなどの症状が出ることがあります。喉が渇くというだけで正確な判断はできないので、一度きちんと検査をした方がよいでしょう。

糖尿病の症状には、口渇・倦怠感・皮膚の痒み・体重減少・口渇により多量の水分をとることで尿量が増え頻尿になるなどがあります。一般的に喉が渇くのは汗をかいた後、塩辛い物や味の濃い食事を摂った後などですが、これらは一時的なもので水分補給すれば改善されます。心当たりがないのに頻繁に喉が渇く場合は、糖尿病や腎疾患などが疑われます。口渇だけではわからないので、血糖値も含めホルモン検査も行った方がよいでしょう。(看護師)
喉の渇き以外の症状には、尿量や回数が多い・急激な体重減少・全身がだるく疲れやすい・目がかすむ(視力障害)・尿に糖が出る・立ちくらみ・手足のしびれ・インポテンツ(性欲減退)などがあります。喉が渇き尿量が増えるのは、ブドウ糖を排出するため排尿量が増え身体の水分が失われるためです。食べても体重が落ちるのは、ブドウ糖が利用できず慢性的なエネルギー不足に陥るためで、これにより全身がだるく疲れやすくなります。(看護師)

喉の渇きを伴う病気

糖尿病以外にも、喉の渇きを伴う病気はいくつかあります。看護師さんは以下のように説明しているので、是非参考にしてみてください。

・自律神経失調症、更年期障害または加齢男性性腺機能低下症候群(LOH症候群)
自律神経がバランスを崩し、唾液のコントロールが悪くなり喉が渇いたように感じます。特に最近知られるようになったLOH症候群では、喉の渇きを感じる男性が多いようです。(看護師)
・シェーグレン症候群
唾液腺が異常を起こす病気で、唾液の分泌が減少し喉の渇きを引き起こします。(看護師)
・腎臓疾患
腎機能が低下してくると尿を濃縮できなくなり尿量が増えるため、体内の水分量が減り喉の渇きが起こります。(看護師)

確かに喉の渇きは糖尿病の症状に当てはまりますが、それだけでは断定できません。他に異常はないかどうか、検診やご自身で病院を受診して調べてもらうとよいでしょう。

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