健康

2015/07/15

痛風になったら気をつけるべき4つのこと

痛風になったら気をつけるべき4つのこと

よく「ビールを飲み過ぎると痛風になる」と言われますが、具体的に痛風とはどのような病気なのでしょうか。痛風によい食べ物・悪い食べ物についても、ご説明していきます。

40代男性からの相談:「痛風になった際、食べて良いもの悪いものは?」

痛風になった際の食事について、どのようなものを食べると良いのか、またはダメなのか教えてください。飲み物についても、とりあえずビールは控えていますが他に気をつけるものはあるのでしょうか。

排泄されず残った尿酸が体内に蓄積

痛風は、代謝異常などで尿酸が上手く排出されず、主に体内の関節に溜まり痛みを発する病気です。尿酸値が高いとメタボになりやすいとも言われているので、きちんと予防・治療することが大切です。

痛風は、体内にある尿酸という成分が蓄積されておこる疾患です。尿酸はエネルギー代謝などの際にプリン体から排出される老廃物ですが、尿酸には抗酸化作用があるため老化防止や生命を維持するために必要な成分でもあります。普段は一定の濃度が保たれていますが、食生活やストレスや加齢などで代謝異常が起こると上手く排出されず体内(特に関節)に蓄積され、痛風の症状である関節痛が現れます。(看護師)
血清尿酸値の高い方は、メタボリックシンドローム(肥満・脂質異常症・耐糖能異常・高血圧症など)の併発リスクが高まりそれが動脈硬化にも繋がるので、しっかりとコントロールする必要があります。(看護師)

食事や日常生活で気をつけること

痛風によい食事と悪い食事、そして注意すべき生活習慣について看護師さんから以下のようにアドバイスをいただきました。

1.水分摂取
・尿量が増えると尿酸の排泄量も増えるので、水・烏龍茶などの塩分や糖分を含まない飲み物を十分に飲んで尿量を増やしましょう。(看護師)
2.食事
・プリン体の多い食品はレバー(牛・鶏・豚)・あん肝・カツオ・大正エビなどがあり、少ない食品は鰻・豚牛ロース・ほうれん草・数の子・ウインナー・豆腐・チーズ・かまぼこ・鶏卵・米・パン・果物・海藻類などがあります。(看護師)
・尿酸の排泄を促す海藻類・大豆製品・キノコ類・芋類・緑黄色野菜や果物などを摂りましょう。(看護師)
・尿酸はアルカリ性~中性によく溶けるため、野菜・芋類・海藻類などのアルカリ性食品を摂り尿をアルカリ性に保ちましょう。(看護師)
・痛風に起こる可能性の高い合併症は高血圧です。塩分摂取を控え、食事は主食・主菜・副菜をバランスよく摂り、外食はカロリー高めの物が多いので慎重に選びましょう。(看護師)
3.アルコール
・アルコール飲料は血清尿酸値を上昇させるため控え、特にビールはプリン体を多く含むので飲まないようにしましょう。(看護師)
・アルコールならプリン体を含まない焼酎や、最近はプリン体や糖分を抑えたビールもあります。(看護師)
4.運動
・肥満で血清尿酸値の高い人は食べ過ぎに注意し、バランスのよい食事と適度な運動を心がけ標準体重に近づけましょう。運動は肥満や高血圧症、そして痛風の治療にも効果的です。週3日程度の軽い運動を行うとよいですが、激しい運動や急激なダイエットは逆効果なので注意しましょう。(看護師)

尿酸値が高いと合併症のリスクも伴うため、日頃から食生活には気を配りましょう。プリン体の摂り過ぎを避け、適度に身体を動かして運動することも大切です。

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