【高血圧の症状まとめ】自覚症状はある?血圧が高いとどうなる?

  • 作成日:2015.07.14
  • 更新日:2017.09.26
健康

どのような症状があると高血圧なのか、よく分からないひとは多いのではないでしょうか。
高血圧の自覚症状が分からず、危険な病気を見逃している可能性があります。

そこで今回は、高血圧の症状や原因、合併症をまとめて解説します。
日ごろちょっとした身体の不調を見逃さずに、身体のSOSをしっかり聞いてあげましょう。

スポンサーリンク

高血圧は自覚症状がないことが多い

高血圧は症状としてあまり出ないため、すぐに病気だという意識を持ちづらく放置している人はとても多くいます。

高血圧は無症状だとしても、ある日突然命に関わる重大な合併症を発症する危険があり、「サイレント・キラー(沈黙の殺人者)」という別名を持っています。
日本血圧学会が定める高血圧の診断基準は「140/90mmHg(収縮期血圧/拡張期血圧)」以上です。

血圧が高いまま放置すると動脈硬化に

血圧が高いまま放置すると、動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化とは、血管が硬くなり血液の通り道が狭くなった状態を言います。

高血圧の状態は血管にかかる圧力が強くなるため、圧迫された血管壁が傷ついてしまいます。
その血管の傷に血液中のコレステロール(脂質)がくっつきやすくなったり、さまざまな細胞が反応して血管の壁が硬くなっていくのです。

さらに動脈硬化が進行すると、血液の流れが滞り、臓器に十分な酸素や栄養が行きわたらないことで心臓病脳卒中など命に関わる合併症の発症につながってしまいます。

高血圧の症状がなくても放置はNG

国民病である高血圧は、日本人の3人に1人が患っています。
高血圧の治療をせず、放置しているひとは半数以上と言われています。

高血圧と診断された場合は、たとえ症状がなくても早期治療が大切です。
高血圧で動脈硬化になることによって、合併症のリスクも考えられますので、次のような症状が出ていないかチェックしてみましょう。

高血圧がおこす合併症とその症状

高血圧で何らかの症状を感じた場合は、動脈硬化が進んで合併症を引き起こしている可能性があります。
合併症のサインとして考えられる主な症状は、以下のとおりです。

頭痛、めまい、耳鳴り、肩こり、動悸、息切れ、吐き気、眠気、目が見えづらい、しびれ、胸痛、呼吸困難、むくみ

以上の症状があり、身体に異変を感じたときは病院を受診しましょう。
高血圧の合併症は、見過ごしてしまうと命に関わる危険があります。

高血圧がひきおこす合併症は、大きく分けて心臓や血管にあらわれる「心血管病」と脳にあらわれる「脳卒中・脳血管障害」があります。

心血管病一覧

高血圧による動脈硬化が原因でおこる心血管病は、以下のとおりです。

狭心症 血流が減り、心臓に十分な酸素や栄養を送れなくなる
心筋梗塞 血栓で血管ふさがれて、心臓の一部で血流が完全に途絶えてしまう
大動脈瘤 血管の一部が膨らんだ状態で臓器へ血液を送れなくなる

心血管病の症状は、胸痛、動悸、吐き気、冷や汗などがあります。

高血圧の状態は心臓に負担がかかり続けるため、心肥大を起こします。
心肥大が進むと心不全となり、心臓が臓器に血液を送り出す機能が低下します。

高血圧の合併症で心臓病を患うと、心室性不整脈を引き起こすリスクがあります。

症状(1)吐き気

高血圧で吐き気を感じた場合は、心筋梗塞などの合併症が疑われます。
日本循環器学会によると、心筋梗塞の発症時に吐き気を感じて嘔吐する人が2~10%います。(虚血性心疾患の一時的予防ガイドラインより)

心筋梗塞による吐き気は、心臓近くにある迷走神経が刺激されて起こります。
迷走神経は脳神経のひとつですが、腹部まで伸びており心臓近くにも走っています。

心筋梗塞で心臓が弱っていると迷走神経が刺激されやすく、吐き気を感じやすいのです。
迷走神経が関係している場合は、吐き気以外にも血圧低下や心拍数の低下、失神や冷や汗などの症状があります。

命に関わる重大な合併症のサインかもしれないので、高血圧で上記のような症状を感じたときはすぐ病院に受診するようにしましょう。

症状(2)動悸

動悸が感じられるときは高血圧で動脈硬化が進行し、狭心症心筋梗塞などの合併症を引き起こしている恐れがあります。

高血圧の合併症のほかに、心臓の弁に異常がおこる心臓弁膜症が原因のケースや、心臓病による不整脈が動悸に繋がっているケース、また緊張やストレスで一時的に動悸がおこるケースなども考えられます。

寝起きの動悸は早朝高血圧の可能性

寝起きで動悸を感じる場合は、早朝高血圧が関係している可能性があります。

早朝高血圧とは、寝起きに家庭で測定した血圧が「135/85mmHg以上」の状態を指します。
朝に活動をしようとして血圧が上がり、動悸を感じるというわけです。

症状(3)目の神経損傷

高血圧が原因で、網膜が損傷をうけるケースがあります。
目の動脈硬化症が進み、高血圧性網膜症をおこすと網膜に血流がいかなくなり、一部の細胞が死んでしまう恐れがあります。

高血圧の合併症で脳卒中を発症している場合は、目の見え方に異変がおこるケースがあります。
目の神経付近の脳がダメージを受けて、片方の目が見えなくなる危険があります。

物が二重に見える・目の前にカーテンがかかったように見えるといった症状があるときは急いで受診してください。
治療が遅れると最悪失明のリスクがあるため、早期発見のため見えづらさを感じたら病院を受診しましょう。

脳卒中・脳血管障害一覧

高血圧による動脈硬化が原因でおこる脳卒中・脳血管障害は、以下のとおりです。

脳梗塞 血流が減り、脳に十分な酸素や栄養を送れなくなる
脳出血 脳の血管が破れる
くも膜下出血 脳の血管が膨らみ、破裂する

脳卒中の症状は、激しい頭痛やめまい、嘔吐、手足のしびれなどがあります。

症状(1)頭痛

高血圧による頭痛の原因はさまざまあります。
とくに高血圧性脳症脳卒中などの重篤な合併症が原因の可能性があります。

高血圧性脳症は血流の増加で脳がむくんだり、脳にかかる圧力が強いため頭痛がおこると考えられます。
視力障害や意識障害、けいれんなどを引き起こす恐れがあるので、激しい頭痛を感じたときはすぐに医師に診察してもらいましょう。

脳卒中が原因の場合は、くも膜下出血後頭部に激しい痛みを感じるケースがあります。
後頭部の頭痛はくも膜下出血が原因でおこるリスクが高く、前兆として軽い頭痛が続くことがあります。

症状(2)吐き気

吐き気は高血圧性脳症脳卒中のサインとしておこる可能性があります。

高血圧性脳症を発症している場合は、脳にある嘔吐中枢神経が刺激されて吐き気がおこっている可能性があります。
嘔吐中枢神経は吐き気や嘔吐に関わる神経で、脳がむくみ、圧力がかかった状態の高血圧性脳症による影響を受けやすいのです。

脳卒中の場合は、出血で脳に圧力がかかった際に嘔吐中枢神経が刺激されて吐き気が起こります。

症状(3)めまい

めまいは耳の病気でおこる症状ですが、高血圧の合併症で脳梗塞脳出血をおこし、めまいを感じるケースがあります。

脳卒中をおこすと、脳の血流が低下して身体のバランスをつかさどる神経がダメージを受けるためです。
めまいのほかに、頭痛や吐き気、ろれつがまわらないなどの症状がおこります。

2~3時間程度めまいが続く場合は、脳卒中の可能性があるため受診しましょう。

高圧薬が原因でめまいがおこるケースも

高血圧を治療する降圧剤が原因で、めまいがおこる可能性があります。

薬が合わなかったり、飲み過ぎると血圧が下がりすぎてしまいます。
血圧が下がりすぎると血流が悪くなり、脳が酸欠状態となってめまいに繋がります。

降圧剤が効きすぎて、正常血圧値を下回る場合は医師に相談して薬の種類や量を変更してもらいましょう。

高血圧患者は不眠・眠気に悩まされやすい

高血圧になると、不眠を患う方が半数以上います。
高血圧のひとが不眠になる原因のひとつは、睡眠時無呼吸症候群(SAS)です。

SASは肥満のひとが発症しやすく、高血圧のひとは肥満の割合が高い傾向にあります。

副作用で眠気のでる薬がある

高血圧の治療法のひとつである降圧剤の副作用で眠気を感じるケースがあります。
交感神経にはたらきかけるタイプの薬は、眠気の副作用を起こしやすいのです。

また、交感神経が活発の状態は不眠につながり、高血圧をまねきやすいという一面があります。

治療できる?高血圧になる原因と対策

高血圧の合併症には重大疾患もあるので、健康診断の血圧測定で高血圧ぎみだと指摘されたら、原因をつきとめて対策することが大切です。
高血圧の原因となることについて、詳しく解説していきます。

高血圧の大きな原因は生活習慣の乱れ

高血圧の最大の原因は「生活習慣の乱れ」です。

高血圧症は生活習慣病のひとつであり、偏った食事や運動不足、睡眠不足、肥満、喫煙、ストレスなどが関係しています。
同じく生活習慣病である糖尿病や脂質異常症と同じリスク要因があるため、同時に発生することも多くあります。

食事療法や運動で高血圧対策を

高血圧の改善法は、「生活習慣の見直し」が大切です。
食事は塩分摂取量を控えたり、ミネラル・ビタミン類の摂取を心がけましょう。
また太っているほど高血圧になりやすいため、適度な運動を生活に取り入れて肥満対策に努めてください。

加齢による血流悪化

血圧は高齢になるほど上がりやすくなります。
老化によって血管の弾力性が失われ、血液の流れが悪くなるためです。
また自律神経の働きも低下するため、血管の収縮や拡張がうまくいかなくなります。

加齢が原因の高血圧は、最大血圧が高くなり最小血圧との差が大きくなるという特徴がみられます。
高齢者の高血圧治療は、薬の効きすぎや副作用を避けるため、生活指導が優先されます。

更年期症状による可能性も

女性の場合は、更年期高血圧(閉経期高血圧)といって40代以降に高血圧を発症するひとが急増します。
血管を拡張するはたらきをもつ女性ホルモン(エストロゲン)が更年期をむかえて徐々に減少するためです。

また更年期は血圧をコントロールするはたらきをもつ自律神経が乱れやすくなります。

更年期高血圧は、血圧が変動しやすく不安定という特徴があり「白衣高血圧」を起こしやすいと言われています。
白衣高血圧は病院ではかると血圧が高くなる症状です。

妊娠高血圧症候群の症状

妊婦や出産後のママが高血圧に悩まされる病気に妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)があります。
高血圧に加えて蛋白尿がでる症状があり、重症化すると母子の命に関わる危険な病気です。

妊娠高血圧症候群は原因が解明されていないため、はっきりとした予防法がありません。
高血圧のほかに頭痛やめまい、急激な体重増加、むくみといった症状がおこった場合は医師に相談してください。

イライラしやすい、ストレスがある

イライラしやすいひとは、高血圧になりやすいリスクがあります。

すぐにイライラしてしまうひとは興奮時に働く交感神経の影響を受けやすいためです。
興奮状態で交感神経が活発になると血管が収縮し、血圧が上がってしまいます。

いっぽうで日常のイライラをうまくおさえたり、解消すると高血圧の予防につながります。

高血圧で症状を感じたら早めの治療を

高血圧の症状について解説してきましたが、いかがでしたか?
自覚症状のない高血圧は放置されやすい病気ですが、動脈硬化による合併症をおこす危険があります。

高血圧で何らかの症状を感じた場合は、合併症のサインであると考えて早めに病院を受診するようにしましょう。
また、日常生活の習慣を改善して、高血圧そのものを対策するのが大切です。
日ごろから自分の血圧管理をおこない、通常血圧値に近づける努力をしましょう。

合併症による症状を未然に防ぎ、まずは自分でできる高血圧対策に努めてください。

【9月最新】血圧・コレステロールサプリランキング
世界に認められた最高金賞のDHAサプリ!
>>詳細はこちら
野菜の力を含んだ日本唯一の特定保健用食品!
>>詳細はこちら
圧倒的なコスパ!15円でオメガプラスを摂取!
>>詳細はこちら

スポンサーリンク

血圧・コレステロールを下げたい方におすすめ!

【上130以上は注意!】血圧下げる一番効率の良い方法まとめ

医師から高血圧寸前の宣告を受けた方必見!血圧を下げる1番効率の良い方法を紹介します!

【数値が高いと危険】正常値まで悪玉(ldl)コレステロールを下げる方法まとめ

コレステロールを下げるために運動や食事を気にしている暇なんかない!そんな方のためにコレステロールを下げる1番手軽な方法を紹介します!