体臭

2015/06/30

疲れが取れない=加齢臭がきつくなるって本当?

疲れが取れない=加齢臭がきつくなるって本当?

年齢と共に疲れがたまりやすく、免疫力が落ちたと感じることも。免疫力の低下と加齢臭のきつさが関係しているというのは本当でしょうか。

50代男性からの相談:「免疫が低下していると加齢臭がきつくなる?」

50代になると日増しに疲労が蓄積していきますが、最近気になっていることがあります。疲労が抜け切れていないとどこか体臭がきつく感じます。友人には高齢になると免疫力が落ちて臭いを発生する生物が増えると言われました。どうなのでしょうか。

疲労が肝機能の低下と細菌の繁殖を引き起こす

肝機能が落ちると、体内にアンモニアがたまり、体臭の原因に。また、細菌の繁殖を抑える力が落ちることで、口臭や腸内環境の悪化からくる体臭を引き起こしやすくなります。皮膚表面の細菌が増えることで、加齢臭の原因であるノネナールの生成も活発に。

ストレスや疲れがたまると、肝機能が低下します。肝臓が弱ると体内で解毒作用が上手くできなくなりますから、肝臓内にアンモニアが発生しやすく、血液内にアンモニアや乳酸が溶け込み、アンモニア臭の体臭が発生します。これは疲れたときに起こる臭いですから、疲労臭といわれています。(看護師)
疲労がたまると免疫力も低下しますし、高齢になると誰しも免疫細胞の活性が低下します。免疫力が低下すると、常在菌にも抵抗できなくなりますから、風邪をひきやすくなったり、口の中に雑菌が繁殖しやすく、口臭の原因になります。また、腸の免疫力が低下することで悪玉菌が増殖し、腸内環境が悪くなり、腐敗臭が発生しやすくなります。(看護師)
免疫力が低下してしまうと増殖した皮膚のバクテリアが皮脂を分解して臭いの原因となるノネナールという物質を生成してしまいます。(看護師)

疲れをためない、冷やさない、酸化させない

免疫力の低下からくる体臭の悪化を防ぐには、疲労や冷えをためない生活習慣を心がけ、抗酸化作用のある食物を積極的に摂るようにしましょう。

疲労を残さないためには、少し汗をかくくらいの適度な運動を行って、睡眠をしっかりとること、3食バランスよく食べること、なるべく規則的な生活をすることです。これらは免疫力を高める効果もあります。さらに免疫力を高める食品は、長いも、小松菜、にんにく、鶏肉、納豆があります。これらを中心に、低脂肪の食事を心がけてください。(看護師)
睡眠は長くとればよいというものではありません。短時間でもぐっすり眠れば疲れはとれます。疲れたと思った時は、少しでも目を閉じて休むようにしてください。体温が下がると、免疫力も低下しますから、身体を冷やさないようにしましょう。(看護師)
加齢臭の原因としてもっとも重要なのは皮脂を酸化させないことだといわれています。若いうちは抗酸化作用を強くもっています。しかし40歳あたりから抗酸化作用が弱くなってしまい、皮脂が酸化しやすい状況となってしまうので、抗酸化作用のある食物を摂取する必要があります。(看護師)

免疫の低下が加齢臭をきつくするというのは本当です。肝機能の低下、口腔内や腸内での細菌の繁殖、皮膚表面でノネナールを生成する菌の繁殖などを引き起こすためです。疲れや冷え、酸化を防ぐ生活を心がけましょう。

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