健康

2015/06/29

コレステロール値が高いのは毎日牛乳を飲んでいるから?

コレステロール値が高いのは毎日牛乳を飲んでいるから?

子供のころから身体によいからと毎日飲んでいる牛乳。大人になった今、コレステロール値を上げる食材として警戒しなければならないのでしょうか。

40代男性からの相談:「牛乳はコレステロール値を上げる?」

健康診断で、コレステロールの値が高く出ました。私は、毎日牛乳を飲んでいます。それがコレステロール値を高くしている原因ではないかと心配しています。一方、知人に毎日牛乳を飲んでいる人がいますが、彼は別段コレステロール値が高いということはありません。牛乳を飲めば、コレステロール値は上がるのでしょうか?ちなみに、一日に飲む牛乳の量は500mlくらいです。

毎日の牛乳に罪はなかった!

牛乳とコレステロールに関しては実験も行われており、一日500ml程度の牛乳では特に影響がないとされています。

牛乳以外に、高脂肪のものを摂っていないでしょうか。牛乳はご存じのように栄養価の高い飲み物ですが、コレステロールはさほど高くありません。体質にもよりますが、普段の食事に加えて、一日に400~600mlの牛乳を毎日飲んだ男女で1~2カ月でコレステロール値が若干上昇したものの、3カ月後には元の値に戻った実験もあります。(看護師)
牛乳に含まれるカルシウムや乳糖には、コレステロールを下げる働きがあるため、牛乳を飲み続けても、コレステロール値を上げることはなく、むしろ、身体の健康のためには、毎日、飲んだほうがよいという意見もあります。(看護師)
一日の食事から摂取するコレステロールの量は200~500mgですが、各乳製品に含まれるコレステロールは以下のようです。
牛乳150ml:19mg
濃厚乳150ml:25mg
プロセスチーズ20g(1切れ)17mg (看護師)
牛乳500mlに含まれるコレステロール量は64g弱になりますので、他の食品で多量にコレステロールを摂取していない限りには問題はないと言えるでしょう。(看護師)

牛乳以外の食生活を分析しよう

牛乳のほかに、動物性脂肪のものを多く摂っていないか、食生活全体を見直してみる必要があります。コレステロールを下げる食材を積極的に取り入れ、運動習慣も改善しましょう。

牛乳を飲んでも、動物性脂肪を含む食品を控えたり、コレステロールを下げる青魚や大豆製品などを摂るようにすれば、食事でのコレステロールの量は調整できます。また、適度な運動を心がけるのもコレステロールを下げる対策になります。(看護師)
コレステロールを上げないための食習慣は以下の3つになります。
1.きのこや海藻類を積極的に摂取する:きのこや海藻類は食物線維や抗酸化物質を多く含むため、コレステロールを下げる働きがあります。
2.野菜を多く摂取する:野菜は余分なコレステロールを体外に排出してくれる食物線維や抗酸化物質を豊富に含みます。抗酸化物質は緑黄色野菜に多く含まれますので、コレステロールを下げるには1日20~25gの食物繊維が必要です。
3.乳製品:コレステロールが高い場合は、牛乳やヨーグルトを低脂肪製品にして一日にコップ2杯(400ml)までにしましょう。 (看護師)

健康診断でコレステロール値が高く出た原因は、どうも牛乳ではなさそうです。牛乳のコレステロール値はそれほど高くなく、かえってメリットも。牛乳以外に高脂肪のものを摂っていないか見直し、健康的な食習慣と適度な運動を心がけましょう。

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