薄毛

2015/06/27

脱毛症の原因は遺伝にある?専門家に聞いてみた

脱毛症の原因は遺伝にある?専門家に聞いてみた

親が薄毛だと自分も将来そうなるのでは、と不安を抱える人が多いもの。今回は、男性型脱毛症(AGA)と遺伝に関する質問です。

40代男性からの質問:「脱毛症の主な原因は何か」

40代になってから、同じ年代でも髪の量に差が出はじめています。遺伝の影響が大きいとよく聞きますが、一方で若い時に脱毛症になる人もいます。脱毛症の原因はどのようなことにあるのでしょうか。

AGAの原因は、母方の遺伝子

AGAの原因は、主に母方の遺伝子によるものだといいます。

男性の薄毛の原因は、髪への血行不良、男性ホルモンによるもの、皮脂量によるもの、頭皮が緊張しているもの、の大きく分けて4つあります。このうち、遺伝子から薄毛になりやすくなるのは男性ホルモンによるもので、男性型脱毛症(AGA)と呼ばれるものです。(看護師)
AGAは、男性ホルモンであるテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロンに変換され、これが髪の成長サイクルを乱します。ジヒドロテストステロンの受容体は前頭部や頭頂部に多いことから、これらの部分に薄毛が起こりやすいのです。このジヒドロテストステロンの受容体は母方の遺伝子によって受け継がれますので、母方の親戚が薄毛の場合はAGAが発生しやすいと言われています。(看護師)

生活習慣も男性型脱毛症(AGA)の原因に

一方、生活習慣もAGAの発生に大きく影響するという声も。

AGAは遺伝によって100%決定するものではありません。生活習慣もAGAの発生に深く関係していますので、生活習慣を改善することで薄毛の進行を阻止することも可能です。(看護師)
そもそも「遺伝によって薄毛になりやすい」のは、生活習慣が親と似るからです。髪への血行不良や皮脂量、頭皮の緊張による薄毛は、食生活の乱れや運動不足など、不健康な生活で生じやすくなります。親が不健康な生活を送っている場合、子供も親の生活習慣をみて育つので、自然と不健康な生活を送り、結果として薄毛になりやすくなるのです。(看護師)
脂肪分の多い食事は頭皮からの皮脂分泌を増加させ、頭皮や毛母細胞(毛を作る細胞)への栄養を届きにくくさせます。野菜や果物など植物繊維を豊富に含む、バランスの取れた食事を心がけましょう。(看護師)
髪の成長に必要な成長ホルモンは夜寝ている間に分泌され、不足すると髪の成長にも影響します。最も分泌の多い23時頃には就寝するようにし、しっかり睡眠・休息をとりましょう。(看護師)
ストレスが溜まると交感神経の作用で血管が収縮し、頭皮や毛母細胞への栄養が届きにくくなります。スポーツや趣味などでストレスを解消するようにしましょう。運動は全身の血流を改善し、頭皮や毛母細胞へ栄養を届きやすくさせます。(看護師)
一日2回以上のシャンプーは髪と頭皮への負担になります。シャンプーが残ると頭皮トラブルの原因となります。コンディショナーを使った後も同様に、すすぐ時はしっかりと流してください。(看護師)

主に母方の遺伝子が原因となって生じる男性型脱毛症(AGA)。しかし、生活習慣がAGAを引き起こす場合もあるようです。生活習慣の改善は、血行不良や皮脂量、頭皮の汚れなどによる薄毛にも重要だといいます。薄毛が気になる場合は、まずは生活習慣から見直してみると良いでしょう。

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