健康

2015/06/25

高血圧を防ぐために日常生活で気をつける5つのポイント

高血圧を防ぐために日常生活で気をつける5つのポイント

高血圧だと、心臓病や脳卒中にかかるリスクが高くなることはよく知られています。高血圧の予防のためには何に注意すればよいのか、また治療の際にはどの様なことが行われるのでしょうか。

40代男性からの相談:「血圧が高め。治療法と日常生活での注意点は?」

定期的に血圧を測っていますが、最近高い数値が続いているので治療が必要ではないかと思っています。高血圧の治療というのは、どのようなことをするのでしょうか。薬を飲んで治るものなのか、また日常生活で注意すべきことがあれば教えてください。(40代・男性)

薬は血圧の上昇を抑えるもの

高血圧の治療は、主に薬の服用となります。しかし、内服薬は血圧の上昇を抑える作用はあっても高血圧を治すわけではないので、日頃から規則正しい生活習慣を身につけることが大切です。

高血圧の治療は一般的に内服治療になりますが、血圧降下剤は血圧の上昇を防ぐためのもので高血圧が治るというわけではありません。血圧の安定のためには、食生活や日常生活の見直しが重要です。(看護師)
薬は高血圧を治療するものではなく血圧を下げるためのもので、薬を飲み始めると一生飲み続ける必要があります。薬に頼るよりも運動や食事などの生活習慣を見直し、血圧を下げることが理想的です。(看護師)

日常生活で注意すべき5つのポイント!

高血圧を予防するためには、具体的にどうすればよいのでしょうか。以下に、看護師さんから5つのアドバイスをいただきました。

1.食生活
・肉類や高脂肪、高コレステロール食品を控え、野菜や果物・豆類・魚類・穀類(全粒粉)などを中心とした食習慣を心がける。(看護師)
・一日大さじ1杯の酢を食事に入れて摂取するとよいようです。黒酢やリンゴ酢を飲むのもよいですが、食道や胃の粘膜を傷めないよう薄めて飲んだり飲みすぎには注意しましょう。(看護師)
2.運動と精神的安定
・運動により血圧が下がることが、研究で証明されています。ウォーキングやアクアサイズ(水中運動)などの有酸素運動を、3~4日(できれば毎日)30分程度行いましょう。(看護師)
・気分転換をしてストレスをためないよう、精神的な安定を心がけてください。充分に睡眠をとり疲れを残さないようにし、一日30分程度の有酸素運動をするとよいでしょう。(看護師)
3.水分補給と塩分
・夏は脱水による水分不足から血管が詰まりやすく、脳梗塞が起こりやすいです。積極的な水分摂取で、脱水になることを避けましょう。(看護師)
・成人男性の一日必要塩分量は10g未満ですが、6g程度が推奨されます。醤油の代わりにポン酢などを代用したり、麺類は汁を残すなどの工夫をしましょう。(看護師)
・一日に2000mlを目安に水分をとり、カリウムを含む食品を摂って体内の塩分を排出しやすくしましょう。カリウムを含む食品はバナナや枝豆など、飲み物ではそば茶や黒豆茶があります。(看護師)
4.飲酒と喫煙
・アルコールの飲み過ぎは、血圧を上げます。適量は日本酒1合、ビール中ビン1本、焼酎半合弱です。またタバコは動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳卒中の原因になります。(看護師)
5.気温差
・冬は寒さの影響で急に血圧が上昇する傾向にあるので、できるだけ各部屋の温度差がないようにしましょう。(看護師)

高血圧の治療は薬が中心となりますが、内服薬で完全に治癒するわけではありません。日頃から適度な運動と食事などの生活習慣に気をつけ、高血圧の予防に努めましょう。

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