健康

2015/06/23

LDLコレステロール値、どれくらいなら大丈夫?

LDLコレステロール値、どれくらいなら大丈夫?

気になるお腹とLDLコレステロール値、でもやめられない揚げ物。どれくらいのLDL値までなら健康の心配がないのでしょうか。

40代男性からの相談:「LDLコレステロールの基準値について」

LDLコレステロールの基準値は、どのくらいですか。揚げ物が大好きで、毎日たくさん揚げ物を食べてしまうのですが、40代になって腹も出てきて、健康が気になり始めました。まだ健康診断で指摘されたことはありませんが、今から注意しようと思います。

標準値と、いくつかの指標を参考に。

LDLの標準は70 ~120mg/dlですが、そのほかにもHL比や中性脂肪値など考慮すべき数値はいくつかあります。また、太っているかどうかと直接の関係はないようです。

コレステロール値の標準は、 総コレステロール=155~19mg/dl 悪玉コレステロール(LDL)=70 ~120mg/dl 善玉コレステロール(HLD)=40~60mg/dl 中性脂肪=50~149mg/dl です。(看護師)
LDLとHDLの比率(HL比)によって、心筋梗塞などを起こしやすいと判断されます。HL比はLDH÷HDLで計算されます。LDL、HDLが正常範囲内でも、HL比が1.5以上ですと、動脈硬化や脳卒中など血管の病気を起こしやすいというわけです。また、どれか一つでも異常値であれば、脂質異常と診断されます。(看護師)
ちなみに脂肪=LDLコレステロールではありませんので「太っているからLDLコレステロールが高い」というわけではありません。(看護師)
コレステロールはHDLコレステロールとLDLコレステロールにわけられ、LDLが多すぎると血管の内側に付着して動脈硬化の原因となってしまいますが、HDLはこのLDLを血管から除去する作用があります。(看護師)
そして中性脂肪とコレステロールの関係ですが、中性脂肪が多くなるとHDLを減らしてLDLを増加させることが解っています。(看護師)

食生活の改善と、代謝向上の工夫を

LDL値の異常を含む脂質異常の予防や改善のためには、やはり食生活の改善が大切。揚げ物断ちは難しくても、食べる時間や積極的に摂るべき食材を工夫しましょう。また、年齢と共に下がる代謝を上げるための運動習慣も重要です。

脂質異常の原因は遺伝子異常や他の疾患によるものもありますが、主に食生活にあります。高カロリー、動物性脂肪の多い食品、肉類、バターを多く含むケーキやパン、コレステロールを多く含む魚介類、レバーや卵などは摂りすぎないようにしましょう。(看護師)
3食、腹8分目で控えめに摂ること、夜遅い食事は控え、間食をしないこと。血液をサラサラにする玉葱、納豆、青魚、緑黄色野菜、果物を中心にバランスのとれた食事を心がけましょう。黒酢も効果がありますが、強い酸性のため、食道や胃の粘膜を傷めることがありますから、摂りすぎには注意してください。(看護師)
年齢を重ねると、代謝が悪くなります。きつい運動をする必要はありませんが、30分程度のウォーキングやジョギング、体操など、少し汗をかくくらいの運動を毎日、行ってください。ストレスをためないこと、飲酒、喫煙は止めるか控えるようにしましょう。(看護師)

LDLコレステロールの標準値は70 ~120mg/dlですが、これが正常範囲内でもHL比や中性脂肪の数値にも留意しましょう。また、LDL値を上げる食べ物と下げる食べ物を知り、食生活の改善に心がけるとともに、代謝を上げる運動習慣を取り入れることも必要です。

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