口臭

2015/06/22

歯みがきできないときもガムで口臭予防できる?

歯みがきできないときもガムで口臭予防できる?

人と接する仕事をしていると、口臭が気になるものです。手軽に口臭を予防できるガムはあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「口臭予防できるガムはありますか?」

ガムで口臭予防はできますか? 昼食後は歯を磨くようにしているのですが、出先ではできないこともあり、人と接する仕事なので、相手に不快な思いをさせていないかと気になることが時々あります。口臭を予防できるガムがあれば、試してみたいのですが、可能でしょうか?できる場合は、どのような原理で口臭が予防できるのかも教えてください。

フラボノイドやキシリトールの入ったシュガーレスガムを

糖分が含まれていると臭いを作り出す口腔内細菌のエサになってしまうため、シュガーレスのものが基本。また、キシリトールは虫歯予防、フラボノイドは消臭効果などが期待されるため、配合されているものを選ぶのも良いでしょう。ただ大前提は、普段の口の衛生と健康。虫歯や歯周病、胃腸や肝臓の不調などがある場合は、ガムでごまかさず治療してください。

きちんと歯磨きをしたうえで、歯槽膿漏や虫歯、舌苔がなければガムを噛むことで口臭を予防することは可能だといえます。ガムは糖分などが入っているとそれだけで口腔内雑菌が増殖する原因になってしまうので、糖分を含まないものでなおかつ、虫歯予防ができるといわれるキシリトール配合のガムがお勧めできます。そのほかにもフラボノイドやクロロフィルが配合されたものも効果があるとされています。(看護師)
しかし、ガムの消臭効果は、口の臭いを一時的になくすもので、口臭の原因そのものの解決策にはなりません。口臭の原因には、虫歯や歯槽膿漏などの口腔内の問題、消化不良など、胃腸機能の低下、肝臓疾患や糖尿病など内臓疾患、便秘、ストレスなどがあります。また、食生活や不規則な生活習慣も影響しますから、身の回りで心当たりがあれば、生活の見直しも行ってください。(看護師)

ガムを噛む最大のメリットは唾液の増加

口臭対策としてのガム、その価値はミントの香味でもフラボノイドの効果でもなく、なんとガムを噛むと唾液がたくさん出るところにあるとか。

もちろんキシリトールなどの成分にも期待はできるのですが、もっとも期待できるのは「ガムを噛むことで唾液の分泌が増える」ということにあります。(看護師)
唾液には口腔内を清潔にするための作用があります。唾液の量を増やしたり分泌する機会をふやすことで口腔内の雑菌の増殖を抑えることができます。緊張したり、長く話し続けることで口腔内が乾燥してしまいますが、そういったときに口臭が出やすくなるのは唾液が不足して口腔内雑菌が増えてしまっているからです。(看護師)

普段からきちんと歯磨きをし、お口や身体のトラブルがないという前提で、フラボノイドなどの消臭成分が含まれるガムを噛むことには一定の口臭予防効果があります。必ずシュガーレスのものを選びましょう。ガムを噛むことで唾液の分泌が増えますが、実はこれが一番口臭予防に効果があります。口臭を気にするストレスも唾液を減少させ、かえって口臭の原因となります。

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