口臭

2015/06/21

寝起きの口臭がひどいのは胃が悪いせい?

寝起きの口臭がひどいのは胃が悪いせい?

寝る前に歯みがきしても、朝起きると口臭がするという経験はありませんか。胃が悪いと口臭がきつくなるというのは本当なのでしょうか。

40代男性からの相談:「口臭と胃が悪いことの関係は?」

口臭が強く、特に朝起きた時は妻に口が臭いと言われます。寝る前にきちんと歯を磨いているのに、どうして口臭がするのでしょうか。胃が悪いことは関係がありますか。友人に胃が悪いと口が臭くなると言われたことがあるのですが、それは本当でしょうか。

胃腸が関係する口臭もある

胃炎や胃潰瘍など、胃腸の不調により口臭が引き起こされるケースは確かにあるようです。また、消化がうまくいかず食べ物が胃腸に残って腐敗すると、悪臭のするガスが呼気に混じって吐き出されるため、口臭の原因となります。

口臭がきついからといって、病気があるわけではありませんが、体調不良に心当たりがあるようでしたら、人間ドックなどの健診を受けてください。(看護師)
口臭の原因には口腔内が原因であったり、胃腸が関係したり、肝臓や食事内容が原因だったりと様々です。胃炎や十二指腸潰瘍、胃潰瘍、逆流性食道炎、胃癌などでも口臭の原因となりますし、食べたものが胃内に残ったままとなるとそれらが発酵して臭いの成分が胃から血液中に溶け込んでしまい、それが肺でのガス交換(呼吸)によって口から呼気として排出されてしまいます。これは食後すぐに寝てしまうなどで起こりやすいものです。(看護師)

胃腸以外の原因もチェック

口臭の原因としては、胃の不調以外にも口腔内疾患や口腔内の不衛生、唾液の不足などが考えられます。唾液は天然の抗菌洗浄液とも言われるように、睡眠や口呼吸などで唾液が不足すると、口の中に雑菌が繁殖して口臭の原因となります。朝起き抜けの口臭がきつい理由もここにあるようです。

胃腸が原因であるのであれば、胃腸の調子を整えることで口臭は改善されることでしょう。しかし、胃腸の調子が悪くないのであれば口腔内に問題がある可能性があります。口臭の原因となるのは歯槽膿漏、虫歯、歯垢、舌苔(ぜったい)、唾液不足などが挙げられます。喫煙習慣などあればとくにそれらの可能性も高くなります。(看護師)
歯槽膿漏や舌苔、歯垢が原因であれば生活習慣やブラッシングで改善ができます。虫歯の場合は歯科で治療をしない限りは根治することは不可能です。(看護師)
唾液はだれでも分泌されるもので、口腔内を清潔に保つ機能があります。もし唾液の量が少なければそれだけ口腔内の雑菌が増えやすい状況になります。朝にとくに口臭が強いのは口呼吸で口腔内が乾燥傾向にあるために雑菌が増えている可能性があります。唾液の分泌を促すマッサージなどをすることでで効果があるかもしれません。(看護師)

胃潰瘍や消化不良など、胃が悪いことが口臭の原因となることは確かにあります。一方、口臭の原因が胃腸以外にあることも。特に唾液の減少は、寝起きの口臭と深い関連があります。お口の衛生状態や健康状態、唾液の状態を一度きちんとチェックしてみましょう。

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