薄毛

2015/06/15

自毛植毛、メリットとデメリットは?

自毛植毛、メリットとデメリットは?

自分の頭髪を移植する植毛方法として注目される「自毛植毛」。その植毛方法は、他の植毛方法とどんな違いがあるのでしょうか。

50代男性からの質問:「自毛植毛とはどのようなものか」

植毛には自毛植毛と人工植毛があるとききました。自毛植毛とはどのようなものでしょうか。人工植毛との違いも含めて、自毛植毛のメリットとデメリットを教えてください。

頭皮トラブルが少なく、自然な仕上がりに

自毛植毛とは、自分の髪を毛根ごと移植する方法で、人工的な髪を移植する人工植毛に比べて頭皮トラブルが少なく、仕上がりも自然といったメリットがあるといいます。

自毛植毛とは自分の毛を毛根ごと移植するものです。後頭部よりドナーとなる毛根を頭皮と一緒に幅1cm、長さ10~20cmの細長い帯状に浅く採取する「毛包単位植毛」と、切らずに2~3本毛の束ごと頭髪を後頭部や側頭部からくり抜き、植毛する「切らない自毛植毛」があります。(看護師)
人工的な髪の毛を頭皮に植えこむ人工植毛は、拒絶反応や感染症が起こる可能性があります。一方、自毛植毛は自分の髪の毛を移植するため、拒否反応が起こる可能性が低いです。(看護師)
人工植毛は、髪が伸びないので自毛との長さに不自然さが生じることや、髪が抜けてしまえば新しく植毛しなければなりませんから、定期的なメンテナンスが必要で、補毛のために維持費がかかることがあります(年間約15万円)。自毛植毛でしたら、頭皮のトラブルや拒絶反応は起こりにくく、植毛された髪も伸びて白髪になるため自然な状態を保て、その後のメンテナンスは必要ないと言われています。(看護師)

植毛範囲や傷跡などのデメリットも

一方、植毛範囲の制限や傷跡のリスク、高額費用といったデメリットもあるといいます。

一旦定着すれば植毛した部分はハゲませんし、抜けても新しい髪が生えてきますが、定着しない毛もあり、根付くまでに約半年から1年、時間がかかる場合もあります。(看護師)
健康な部分の自毛を移植しますから、植毛する髪の数に限りがあり、広範囲になると、自毛が少ない方は植毛できない場合があります。また、採取した頭皮に、目立たないようですが傷が残ります。(看護師)
自毛植毛に比べて人工毛のメリットは、確実性があり、素早く効果が得られること、数に限りなく移植できることがあります。(看護師)
いずれにしても、どちらも保険が適応できませんから、費用は数十万~100万円以上と、範囲や機関によって異なりますが、高額になります。長い目でみると自毛の植毛の方が、安い費用でできると言えます。(看護師)

自分の髪を毛根ごと移植する自毛植毛は、人工植毛に比べて頭皮トラブルや仕上がりなどにメリットがある一方、植毛範囲や傷跡などのデメリットもあるといいます。自毛植毛を取り入れる場合は、デメリットもよく納得した上で行うのが良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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