ED

2015/06/15

まさか!健康的なサイクリングでEDになるなんて

まさか!健康的なサイクリングでEDになるなんて

健康的ではつらつとしたイメージのサイクリング。その自転車走行がED(勃起障害)の原因になってしまうことがあると聞くとショッキングですが、本当にそんなことがあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「自転車に乗るとEDになりやすい?」

ガソリン代節約のために自転車通勤を始めたのですが、気になることがあります。自転車のサドルに股間を刺激されると、精子が減ったりEDになってしまうと聞いたのですが、これは本当なのでしょうか?

サイクリングでEDになることがあるのは本当

日常的に適度な運動をするのは大切なことですが、自転車の形状や走行姿勢によってはEDの原因になりかねないようです。具体的にどんな点が問題になるといわれているのでしょうか。

自転車は環境に優しく下半身の運動にもなりますが、長時間自転車に乗るとサドルで陰部が圧迫され、陰茎の血流が悪くなって器質性EDの原因になり得ることが問題になっています。特にスポーツタイプの自転車は、前傾姿勢になるため、陰部や鼠径部(そけいぶ)の血管や神経を圧迫しやすいといえるでしょう。(看護師)
自転車に乗ることがEDの原因になりえるというのは本当のことです。あまり長時間乗り続けると、勃起に関係する神経や血管などが走っている陰部や股の下を座席で圧迫し続けるため、陰茎への血液循環がうまくいかなくなって器質性の勃起障害となってしまう可能性があるのです。(看護師)
スポーツタイプの自転車の特徴として、サドルが細い、前傾姿勢で使用する、サイクリングなど長時間乗り続けることなどが挙げられます。サドルが細いことで体重がその一点に集中し、さらに前傾姿勢になることで股下により体重がかかって圧迫が強くなります。こういった、神経を長時間の圧迫する姿勢は、器質性EDの原因となる可能性があります。(看護師)
外を走行するわけですから、大きな段差などで股下に衝撃が加わることも予測されます。ひどい場合は、血管が損傷してしまうことも実際にあったそうです。(看護師)

どんな点に注意すべき?

自転車の形状的な特徴や走行中の物理的圧迫から、EDにつながる可能性があるというわけです。では、どんな乗り方をすれば良いのでしょうか。専門家からのアドバイスを押さえておきましょう。

自転車に乗ると必ずEDになるというわけではありません。注意点としては、毎日2時間以上持続して乗らないこと、サドルを柔らかい素材のものに変えることなどがあります。ED対策用に改良されたサドルパーツや、長時間のサイクリングにも耐えうるパットの入ったサイクリング用のパンツも市販されています。下着タイプのパンツもあるようですから、こういったものを利用してはいかがでしょうか。(看護師)
短距離やちょっと買い物に行く時に乗る場合には問題ありませんし、自転車そのものはEDの改善、肥満防止などに有効な運動といえます。通勤距離が短いのでしたら、運動代わりにぜひ利用してください。ただし、自転車に限らず、過度な運動は逆効果です。(看護師)

よく「何事もほどほどに」とはいいますが、サイクリングも同じです。股間になるべく圧迫やショックを与えないように工夫して、適度に行うよう心がけておくのが良いようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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