口臭

2015/06/12

口臭予防の洗口剤がピリピリするのは何故?

口臭予防の洗口剤がピリピリするのは何故?

手軽にできる口臭ケアとして、マウスウォッシュなどの洗口剤があります。相談者の方は最近口臭が気になり洗口剤を使用していますが、口腔内にピリピリした感じが残ることがあると言っています。洗口剤に含まれる成分とその効果は、一体どの様なものなのでしょうか。

50代男性からの相談:「洗口剤の刺激が強いが、低刺激のものはある?」

50代になり、妻からも口臭を指摘されることが増えました。市販の洗口剤を使用しているのですが、使用後に口がピリピリすることがあります。効果はあると思うのですが、粘膜を刺激してしまっているのではないかと心配しています。刺激が少ないもので、お勧めはありますか。

成分に含まれるエタノールが原因

洗口剤にはエタノールが含まれている製品があり、使用後にピリピリした感じがするのはこのエタノールが原因だと思われます。刺激が強ければそれだけ効果も強いと思われがちですが、実際はそういうわけではないと看護師さんは説明しています。

洗口液で強い刺激を感じるのは、主にエタノール(アルコール)によるものです。このエタノールは様々な成分を溶かして混ぜ合わせるためのものであり、刺激が強いからといって効果があるというわけではありません。刺激が強すぎると感じたら、エタノールの含有量を抑えたものや全く含まれていない製品もあるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。(看護師)
エタノールが多いと、口の中の水分量が減って口腔内が乾いてしまいます。口の中が乾燥すると粘膜も乾燥してしまい傷つきやすい状態となり、舌や歯茎の炎症や口臭の発生、菌の活動が活発になってしまうということがあるので注意が必要です。(看護師)
特に口腔内に傷がないのであれば、マウスウォッシュでピリピリするのは成分に含まれるエタノールやメンソールが原因でしょう。商品の成分表示を確認し、エタノール(アルコール)が使用されていない物を選ぶようにしてください。(看護師)
洗口剤に含まれるエタノールは「アルコールだから殺菌作用があって、効果が高そう」と思われがちですが、実際のところエタノールは洗口剤に使用する様々な成分を溶かしこむために使用されているだけで、刺激が強いからといってその分効果が高いというわけではありません。(看護師)

口臭の原因を突き止める

洗口剤は一時的に口臭を防ぐ効果はありますが、臭いの原因を元から断つわけではありません。歯磨きなどと並行して使用し、口臭が続く場合はその原因を突き止めることも必要です。

洗口剤は、一時的に殺菌・消臭することは可能ですがすぐに次の雑菌が出てくるため、洗口剤だけで口臭が予防できるわけではありません。最も効果的なのは、口臭の原因を元から断つことです。(看護師)
洗口液だけでは、一度できた細菌の塊(バイオフィルム)を取リ除くことはできませんが、バイオフィルムができにくくなるように歯面をコーティングする働きがあるので、歯磨きと合わせて使用するとより効果的です。(看護師)

洗口剤によっては、成分に含まれるエタノールの含有量が多いと口腔内に刺激が残るようです。様々な商品があるようなので、購入の際は成分表示を参考にし、エタノールが少ない物を選ぶとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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