健康

2015/06/08

肝臓の機能が悪いとコレステロール値も高くなる?

肝臓の機能が悪いとコレステロール値も高くなる?

中高年の男性が気をつけなければならないことのひとつに、コレステロールの数値があります。肝機能が低下するとコレステロールも高くなるというのは本当でしょうか。

50代男性からの相談:「肝臓とコレステロール値の関連性について」

最近コレステロール値が高くなり、どうにかして下げようと努力をしているのですが、月1回の検診で肝臓の機能も悪いことが指摘されました。すぐにアルコールをやめたのですが、まだコレステロール値は高いままです。関係があるのでしょうか?

肝機能とコレステロール値の関係

コレステロールは肝臓に残った脂肪によってつくられていくもの多いようです。

肝臓の機能とコレステロールは大きく関係しています。コレステロールは食事として摂取することで値が上がると思われがちですが、体内にあるコレステロールのほとんどは肝臓で作られています。食事から摂取するコレステロールは全体の約2割といわれています。(看護師)
 
コレステロール値が高いというのは体内にどれだけコレステロールが存在するかではなく、血液中にどれだけコレステロールが含まれているかということを表します。肝臓の機能が悪ければコレステロールの調節機能もうまく働きません。肝機能を改善すれば数値を下げることが期待できます。(看護師)
肝臓とコレステロール値は関係があります。コレステロールが高い状態が続き、肝臓が悪いと肝臓に消化されなかった脂肪が残り、脂肪肝の状態になってしまいます。仮にいま脂肪肝の状態だとしたら、禁酒をしてもすぐには改善されないので肝臓の機能を正常に戻すのにも大変な時間がかかります。同様にコレステロール値も、時間をかけて食生活や運動、生活習慣を改善する必要があります。(看護師) 

コレステロール値を下げるには

肝臓に負担の掛からない食生活へと改善していきましょう。

コレステロール値を下げるために日常生活でできることは、食生活の見直しです。脂肪・油の多い食事はどうしてもコレステロールを多く含むのでできるだけ控えます。便秘がある場合、腸内に便がたまると血中アンモニアが上がり、肝臓に負担がかかりますので、食物繊維の摂取がお勧めです。(看護師)
シジミやアサリなどに豊富に含まれるタウリンも肝臓の働きを助けます。あとはアルコールを摂取しすぎないことです。睡眠を充分にとることはいうまでもありません。(看護師) 

肝臓でつくられることの多いコレステロール。少し時間はかかりますが、飲酒量を控え肝臓に負担のかからない食事を心がけることで、肝機能の改善と同時に数値を下げることが可能になるようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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