体臭

2015/06/02

耳の後ろから強烈なオヤジ臭!原因と対処法は?

耳の後ろから強烈なオヤジ臭!原因と対処法は?

どんなによくよく洗っても、しばらくすると再発するオヤジ臭。いったい何が原因なのでしょうか。

50代男性からの相談:「オヤジ臭の原因は何にある?」

最近自分でもオヤジ臭がすると感じてしまいます。特に耳の後ろをこすって嗅ぐとまさにオヤジ臭です。入念に洗ったり、香水をつけて対処するのですが、夕方には効果が落ちておりオヤジ臭が再発しています。オヤジ臭の原因を知って対処方法を考えたいのですが、主な原因は何ですか。

オヤジ臭の真犯人はノネナール

オヤジ臭は加齢臭とも言われ、皮脂が酸化して作り出されるノネナールというニオイ物質が原因とされています。

オヤジ臭の原因については、ノネナールという物質が関係しています。ノネナールは水に溶けにくく、肌にこびりつきやすい性質を持っています。資生堂の研究によって、加齢に伴い発生するニオイの原因物質ノネナールが発見され、加齢臭という言葉が生まれました。(看護師)
人の皮膚には無数の毛穴があり、その中に皮脂腺があります。皮脂腺から分泌される皮脂によって人の肌や髪は潤いを保ち、守られています。しかし、この皮脂の中にある9-ヘキサデセン酸は、過酸化脂質によって酸化・分解されると、ノネナールというニオイ物質を発生させます。(看護師)
身体を酸化させる活性酸素も原因の一つ。若い時には、活性酸素が発生してもそれを除去する働きがあるのですが、40歳を過ぎるとこのシステムが弱り始め、徐々に活性酸素は増えてしまいます。活性酸素が増えると過酸化脂質が増加し、9-ヘキサデセン酸の酸化がますます進んで、ノネナールを発生させてしまうのです。また、活性酸素によって酸化した皮脂はニオイがしますが、これもオヤジ臭の原因の一つと考えられます。(看護師)

食物からの皮脂対策、酸化対策を

洗うだけではなかなか改善は困難ですが、ノネナールが皮脂の酸化によってできるというところに着目し、皮脂の余分な分泌や酸化を防ぐ食生活を心がけるのが有効であるようです。

どんなに洗ってもまた皮脂や汗は分泌されますので、洗うだけでは臭いを改善することは困難です。根本的に改善を望むのであれば、「皮脂を余分に分泌させないような食生活をする」ということが重要です。余剰に摂取した脂肪分などは体内に蓄積されたり、皮脂として分泌されます。このことから、ラードやバター、肉の脂身の多いものはできるだけ避けるとよいでしょう。(看護師)
抗酸化作用をもつ食物をとることで皮脂の酸化を抑えることもできるそうです。これにはビタミンCやビタミンEが効果的といわれており、トマト、ほうれん草、オレンジ、アスパラガス、かぼちゃなどがあります。またはサプリメントなどで摂取するのも手軽で続けられそうです。(看護師)

オヤジ臭の原因は、皮脂が酸化して作られるノネナールという物質。とくに40歳を過ぎると参加が起こりやすくなるようです。洗うことも大切ですが、それに加えて皮脂を過剰に分泌させる食物を控え、抗酸化作用のある食材やサプリを積極的に摂り、内側からのオヤジ臭対策も心がけるとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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