体臭

2015/06/02

朝起きた時から足がクサい。洗ってもクサい。どうすれば?

朝起きた時から足がクサい。洗ってもクサい。どうすれば?

仕事帰りの足の臭いならともかく、朝起きたての時から臭いとなると、問題は深刻です。洗っても臭い足、どうすれば臭いを抑えられるのでしょうか。

50代男性からの相談:「最近足の臭いが気になります」

仕事から帰って靴下を脱ぐと最近嫌な臭いが立ち込めるようになりましたが、朝起きたての時も臭いがするようになってしまいました。足の指の間を入念に洗ったりしているのですが効果はあまり感じられません。もっと効果的に臭いを抑えられる方法はありますか。

元凶は汗と雑菌

足の臭いの原因は、雑菌が汗などを分解して作るイソ吉草酸という物質だそう。洗っても臭くなるというのは、雑菌がすぐにまた繁殖するからです。また、軽度の水虫による臭いという可能性も。

足の臭いは、イソ吉草酸という物質が発生させているのをご存知ですか。密閉状態の靴の中で、足は汗や脂などの分泌物を出します。それらを雑菌が分解し、イソ吉草酸ができるのです。(看護師)
足の臭いの原因は汗と雑菌(細菌)です。私たちの皮膚には常在菌といって常に菌が付着しています。皮膚を保護する目的のものから感染の原因になるものまでさまざまです。そしてこれら常在菌は消毒をしてもすぐに次の菌が繁殖して元の通りになります。(看護師)
足の臭いが強いのは通気性が悪いために湿潤した環境であり、雑菌が繁殖しやすい環境だからです。「足を洗ってもまた臭いがする」というのはまたすぐに菌が繁殖しているからです。汗には水分だけではなく塩分や脂質など雑菌の栄養となるものがたくさん含まれています。その汗をできるだけ早く吸い取り、乾燥しやすい環境に整えることが足の臭いを抑える上で重要です。(看護師)
足の臭いの原因として水虫も考えられます。水虫といえば足の指の間がジュクジュクになるイメージですが、軽度の水虫であればそこまでの症状はなく、潜在的に菌がいる状態です。この場合は見た目に症状がなくても水虫菌(真菌)によって臭いが発せられやすい状態になります。(看護師)

靴や靴下の工夫で臭い対策を

靴を一日休ませる、5本指の靴下を履くなど、日常の習慣を少し変えるだけで足の臭いの悩みを軽減できる場合があるようです。

足の臭い対策に、抜群の効果があるのが5本指の靴下です。綿が足の指に一本ずつ密着するので、汗の臭いを抑えることができます。(看護師)
靴は、毎日同じ靴を履くのではなく、できれば2足以上用意し、日替わりで履き替える事を心掛けましょう。最低でも、一日は靴を休ませる事が臭い対策になります。一日休ませると、靴の中の湿気が取れ、菌の繁殖が抑えられて臭いも落ち着くのです。(看護師)
臭わない靴下 急速分解消臭繊維というものがあるのをご存知でしょうか。この繊維で作られた靴下があります。この靴下は仮に尿がかかっても3秒ほどでニオイを無くしてしまうという、想像を超えた消臭効果を持つので、利用してみてはいかがでしょうか。(看護師)
臭いを消す手段としては殺菌作用のある消臭スプレーもありますし、重曹での足浴の効果が高いと耳にします。(看護師)

気になる足の臭いの原因は、細菌が汗や皮脂を分解してできる物質であることがほとんど。どうにかして臭いを消そうとするよりも、靴や靴下にまつわる習慣を少し調整することで、細菌の繁殖を抑えるほうが得策のようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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