薄毛

2015/06/01

なるほど!これが発毛のメカニズム

なるほど!これが発毛のメカニズム

「毛周期」や「ヘアサイクル」。これらの言葉自体は耳にしたことがあっても、具体的にどんなことを意味しているのかご存知ですか。薄毛対策のための基礎知識として、発毛のメカニズムを知っておきましょう。

40代男性からの相談:「発毛の仕組みはどうなっているの?」

最近、育毛を始めようと思ったのですが、そもそも髪の毛がどのように生えてくるかを理解していないことに気づきました。髪が生えるメカニズムを押さえておけば、育毛にも有利ではないかと思うのです。発毛の仕組みを教えてください。

発毛から脱毛までのサイクル

髪は毎日抜け変わっているといわれていますが、髪の毛が新しく作られてから抜け落ちていくまでには、どのような過程を経ているのでしょうか。「毛周期」という言葉について詳しく見てみましょう。

髪の毛は生えては抜け、途中休んではまた生えるというサイクルを繰り返しています。この状態を毛周期といいます。毛周期はヘアサイクルとも呼ばれ、成長期、休止期、退行期という3つの時期があります。(看護師)
成長期とは、髪を新しく作り始める時期のことで、通常3年から5年ほどかかります。新しい髪が成長期にある間に古い毛は抜け落ちていくのですが、すべての髪の8割から9割ほどがこの成長期にあたります。休止期とは、髪の毛の成長が完全に止まってしまう時期で、3~4カ月ほど続きます。髪全体の1割から2割がこの時期にあたります。退行期とは髪の毛の成長がゆっくりになる時期で、髪全体の1%ほどがこの時期にあたりますが、期間は短く、2~3週間ほどです。(看護師)
育毛のサイクルとして髪が活発に成長をする時期、髪の成長が止まる時期、髪を作る毛根の細胞が一時的にほぼ動いていない休んでいる時期、新しい髪が生え変わるのに伴って休んでいる髪が下から押し上げられて抜けてくる時期にわかれています。(看護師)

発毛サイクルの乱れとは?

毛髪は長い成長の時期を経て、成長が止まり、やがて緩やかに退行していくわけです。生活習慣やホルモンバランスの乱れは、発毛サイクルを乱す原因になるといわれていますが、抜け毛や薄毛の場合は、このサイクルのどこが乱れているのでしょうか。

髪の毛が抜けたり薄くなる人は、ヘアサイクルのうち、成長期の部分が、数カ月から1年くらいになり、毛周期が短くなっているといわれています。その結果、髪の本数が少なくなるのです。男女でも発毛に差があり、たとえば成長期では、男性よりも女性のほうが1年くらい長いとされています。(看護師)
ヘアサイクルはすべての人にありますが、個々の毛髪や頭皮の状態によってこのサイクルの時期が変わってきます。ですが、女性に比べて男性の方がサイクル的には平均的に元々短いと言われています。(看護師)

毛周期には個人差がありますが、本来3年から5年かかるという成長期が短くなり、毛周期全体が短くなってしまうのが薄毛や抜け毛の原因になっているようです。ここを改善することが薄毛の悩み解消につながるといえそうです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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