健康

2015/05/25

夜中のトイレがつらい!頻尿に効く漢方薬とは?

夜中のトイレがつらい!頻尿に効く漢方薬とは?

年齢と共に、夜中のトイレの回数が増えたという人も多いのでは。頻尿に効果のある漢方薬とはどのようなものでしょうか。

50代男性からの相談:「頻尿によい薬はありますか?」

最近夜中にトイレに行く回数が増えました。年齢的なものかと思いますが、頻尿によい漢方があると聞きました。どんなものでしょうか。また病院で処方してもらえるのでしょうか。

一括りに頻尿といっても、原因はさまざま

頻尿の原因は、活動性膀胱や前立腺肥大症、ホルモンバランスの崩れなどさまざま。それぞれの原因に応じた対策が必要になってきます。

男性の頻尿は、活動性膀胱や前立腺肥大症などで起こります。活動性膀胱は、膀胱筋が委縮してしまうため、膀胱の用量が減少し、少量の尿でも尿意を感じてトイレの回数が増えたり、突然トイレに行きたくなったりします。これは排尿筋のトレーニングで改善されます。(看護師)
前立腺肥大症は、肥大した前立腺に膀胱が圧迫され、頻尿になったり、尿道も圧迫されるため、尿が出にくかったりキレが悪くなったりします。前立腺ガンの場合にも同じような症状が現れますが、前立腺ガンはほとんどが無症状で経過し、症状が現れたときにはガンが進行している場合や転移している場合もあります。(看護師)
それ以外に、寝ている間は抗利尿ホルモンが分泌され、夜間の尿量が減少するのですが、年齢やホルモンバランスの崩れによって抗利尿ホルモンが上手く分泌されず、夜間頻尿になる場合もあります。(看護師)

原因に合わせた漢方薬を処方してもらおう

頻尿の原因をきちんと調べるのは、原因に合った治療をするためのみならず、糖尿病などの疾患が隠れている場合は早期発見につながるため、非常に大切です。医師や薬剤師に相談し、適切な漢方薬を処方してもらいましょう。

頻尿に効果のある漢方は色々ありますが、原因や症状、体質によって処方が異なりますから、市販薬でしたら、薬剤師に相談してから購入してください。単に頻尿といっても、重篤な疾患が隠れている場合がありますから、まずは病院で検査を受けて、頻尿の原因を明らかにし、症状に合わせた治療をされたほうがよいでしょう。(看護師)
頻尿でも体質や症状によって服用する漢方も違うので、まずは病院で相談して適切な漢方を処方してもらう方がよいと思います。頻尿で代表的なのが八味地黄丸で、頻尿に加えてむくみが酷い人には午車腎気丸と、頻尿に加えて症状に合わせて漢方も違うので注意が必要です。また、頻尿で口渇が酷かったり、お腹に違和感があるときは糖尿病などの病気が関係していることもあるので注意が必要です。(看護師)
病院で治療される場合、内服での治療でしたら、漢方薬を希望されれば、処方してもらえます。病院を受診されるときは、トイレの時間や回数、できれば1回の尿量を測ってメモして持って行くと、診断の参考になります。(看護師)

頻尿といっても原因はさまざまであるため、原因に応じた治療を行なうことが大切。どんな漢方薬を処方するかも原因によって変わってきますし、深刻な疾患が隠れている場合は発見につながることもあります。まずは病院で検査をして原因を突き止めるところから始めるのが安心かもしれません。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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