薄毛

2015/05/24

ニキビ・肌荒れに効くビオチン、薄毛にも効くのか?

ニキビ・肌荒れに効くビオチン、薄毛にも効くのか?

お肌のトラブル解決に役立つとされるビタミンの一種、ビオチン。薄毛にも効果が期待できるのでしょうか。

50代男性からの相談:「ビオチンは薄毛にも効きますか?」

ビオチンというビタミンがあると聞きました。肌荒れやニキビによいということですが薄毛にも効果はありますか。またどのように服用するのでしょうか。

頭皮や毛根、髪質への働きかけが期待できる栄養素

ビタミンBの一種であるビオチンは、皮膚を健やかに保つとともに、頭皮の血行を良くして髪のコシやツヤを良くする働きが期待できます。実際に薄毛の改善までできるのかどうかはともかく、個人差はあるものの頭皮環境や髪質の向上に一役買う可能性が高いといえるでしょう。(看護師)
ビオチンはビタミンBの一種で、皮膚炎を起こすヒスタミンを抑制し、皮膚の健康を保ち、肌荒れを防いで美肌に効果のある成分です。また、髪に必要なコラーゲンの生成を助ける役割もあり、毛細血管を太くし血行をよくしますから、育毛にも効果があり、白髪が減ったケースもあります。効果には個人差がありますし、ビタミン剤ですから薬と違ってすぐには効果がでない場合もあります。(看護師)
髪へのビタミン補給剤として使用する事で、髪にツヤを与えて髪全体にコシを与えるものとしては使用されてきましたが、薄毛にはあまり利用されていないのが現状です。ですので、髪本来の質を上げる為にはよいかもしれません。また、毛根に必要な栄養を補充する事には効果があります。(看護師)

ビオチンの生成や吸収を妨げる要因に注意を

ビオチンは体内で生成される成分です。ビオチンの生成を助ける食物を多く摂りましょう。また、抗生物質の使用や腸内環境の悪化、生の卵白を多く摂ることなどは、ビオチンの生成や吸収を阻害するとされていますので注意が必要です。

ビオチンは、摂取した食べ物により腸内で作られる成分ですから、普段の生活では不足することはありません。ビオチンの生成を促すために、牛、豚レバー、魚類、ゆでた大豆を摂るとよいでしょう。しかし、風邪などで抗生物質を服用したり、喫煙、飲酒、便秘などで腸内環境が悪い場合には、ビオチンが体内で生成されにくくなります。(看護師)
生の卵白に含まれるアビジンという成分が、ビオチンの吸収を妨げると言われています。一時的に摂取するのは問題ありませんが、生の卵白をたくさん使った生クリームやケーキは控えた方がよいでしょう。(看護師)

ビオチンはビタミンBの一種で、皮膚の健康を促進する役割があり、頭皮の血行や毛根に働きかけ、髪の質を向上させるのにも役立つことが期待されています。体内での生成を助ける食材を積極的に食べるとともに、抗生物質の使用や腸内環境の悪化、卵白の多用などが生成や吸収を阻害するので注意しましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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