薄毛

2015/05/25

タバコがハゲの原因に?いったいどんな関係があるのか?

タバコがハゲの原因に?いったいどんな関係があるのか?

薄毛と頭皮の血行の密接なかかわりについてはよく知られています。タバコは血行を悪くするといわれていますが、頭皮の血行をも妨げ、薄毛を引き起こすこともあるのでしょうか。

30代男性からの相談:「タバコと薄毛は関係ありますか?」

タバコを吸うと血行が悪くなるとよく言われます。血行が悪くなるということは頭皮の血行も悪くなって、薄毛になりやすいのでしょうか。

頭皮の血行不良を引き起こし、薄毛の原因に

タバコに含まれる種々の有害物質が、頭皮を含む全身の血行不良を引き起こします。また、髪の成長に必要なビタミンも破壊されてしまいます。そのため、喫煙は薄毛にとっては非常に深刻なマイナス要因であるといえるでしょう。

タバコには一酸化炭素、ニコチン、シアン化水素などの有害物質が含まれており、これらの成分が血液中のヘモグロビンと結合し、ヘモグロビンの酸素運搬能力を低下させ、一過性の酸欠状態になること、血管の収縮作用があることから、全身の血行を悪くします。(看護師)
全身の血行が悪くなれば、頭皮の血行も悪くなりますから、髪に栄養が届かなくなったり、頭皮の環境が悪くなり、薄毛の原因になります。(看護師)
そうなると、毛根に必要な栄養を送ることができなくなるために、髪の毛は細くなり、髪の成長が遅れて、脱毛の原因になるのです。(看護師)
タバコのニコチンは髪の成長に必要なビタミンを破壊するので、それが薄毛の原因にもなっています。薄毛に悩んでいる人は、まずは禁煙する事で頭皮や髪に必要な栄養を送れるようにすることが必要です。(看護師)

禁煙と併せて心がけたい、頭皮血行アップ習慣

食生活や運動習慣、眼精疲労をもたらすパソコンや携帯を見る習慣など、頭皮の血行と薄毛の改善に関連する日常の習慣はたくさんあります。薄毛のためとはいえ、突然禁煙するのは難しいという人も、できるところから多角的に取り組んでいくことが大切です。

全身の血行をよくするために、食事は髪によいと言われるミネラルを含む海藻類、亜鉛を含む貝類、髪の栄養分になるたんぱく質を含む大豆製品や卵、ビタミンを含む緑黄色野菜や果物など、バランスのとれた栄養を、3食の食事で摂るようにしてください。(看護師)
香辛料に含まれるカプサイシンも血行をよくしますが、胃腸が荒れたり、味覚異常の原因になることもありますから、摂りすぎには注意してください。ビタミンEを含むうなぎ、ほうれん草、アボカド、アスパラガス、玄米、さつまいもなども、血行促進に効果的と言われています。(看護師)
夜遅い時間の食事や、高脂肪のもの、ファーストフードやインスタント食品、レトルトなどは、コレステロール値を上げ、血液をどろどろにし、頭皮の血行も悪くなりますから、避けるようにしてください。また、身体を冷やさないようにし、適度な運動をして、汗をかき、代謝をよくしてください。長時間にわたって携帯やパソコンを操作するのも、目の周りの血行が悪くなり、眼精疲労の原因になります。(看護師)

タバコと薄毛には密接な関係があります。タバコの成分が頭皮の血行を妨げるだけでなく、必要なビタミンも破壊してしまうからです。薄毛に悩んでいる人は、まず禁煙を心がけると同時に、食生活や運動習慣、眼精疲労につながる習慣などを見直し、全身や頭皮の血行促進に努めるようにすると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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