健康

2015/05/27

お酒がやめられない。肝臓を守るサプリを活用したい

お酒がやめられない。肝臓を守るサプリを活用したい

身体に悪いとわかっていても、お酒を控えるのはなかなか努力がいるもの。肝臓に良いといわれるオルニチンには効果があるのでしょうか。

40代男性からの相談:「オルニチンの効果について」

私はアルコール依存症気味で、毎日かなりの量のお酒を飲んでいます。そのためか、最近は時々身体がだるくなります。肝臓を休めるためにお酒を控えなければいけないとわかっていても、実行できません。そこで、何か肝臓によいサプリを摂取したいと考えています。肝臓にはオルニチンがよいと聞いたのですが、オルニチンにはどのような効果が期待できるのでしょうか。

アンモニアの分解を助けてくれるオルニチン

肝臓が疲れるとアンモニアが身体に溜まり、身体がだるくなります。オルニチンは、アンモニアの分解を助けるとともに、機能が低下した肝臓を保護してくれます。

オルニチンはシジミに多く含まれる成分で、身体の疲労感・倦怠感を改善する効果があります。肝臓が疲れてアンモニアの分解が間に合わず、アンモニアが身体に蓄積されていくと疲れやすくなったり倦怠感が出たりしますが、オルニチンがアンモニアの分解を促進するため疲労感・倦怠感が良くなると言われています。また血中アンモニア濃度の上昇が抑えられるため、運動や仕事などで持久力が向上するとした研究も見られます。(看護師)
アルコールを飲むと脳へのエネルギー供給が阻害されるのですが、オルニチンがアンモニア解毒をスムーズにすることで脳のエネルギーをつくり出す働きも改善してくれます。さらにオルニチンは肝臓全体の本来の機能を保ち、肝臓を保護すると考えられています。(看護師)
オルニチンは、摂取されると腸で吸収され、肝臓や腎臓、筋肉などに移行することが知られています。主に肝臓に存在しているオルニチンサイクルという有害なアンモニアを代謝する経路に関係しているほか、機能が低下した肝臓を保護したり、肝臓でのタンパク質合成を高めるはたらきがあります。(看護師)
オルニチンは疲労改善効果や、アンモニアの上昇と運動パフォーマンスの低下を抑制したり、飲酒の翌日の疲労が抑えられることが確認できたと言われています。 (看護師)

肝臓を疲れさせないよう普段から注意を

肝臓が疲れる原因は、飲み過ぎだけではありません。運動や睡眠の習慣を見直し、生活全般から肝臓の働きをサポートできると良いでしょう。

肝臓を疲れさせる原因は以下のようなものがあります。
食べ過ぎ
アルコールの過剰摂取
運動不足
過剰な筋肉運動
睡眠不足
精神的ストレス(看護師)

オルニチンは、アンモニアの分解を助けることにより、疲れた肝臓をサポートしてくれる成分です。オルニチンの摂取は一助とはなりますが、それだけに頼るのではなく、肝臓を健やかに保つ運動や睡眠の良い習慣を培うようにしましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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