ED

2015/05/22

EDの原因やタイプにはどのようなものがある?

EDの原因やタイプにはどのようなものがある?

男性としての機能が弱くなり、性行為が上手くいかなくなる状態をED(勃起不全)と言います。最近精力が減退してきた相談者の方は、EDといっても色々なタイプがあることを知り、特に機能性EDについて詳しく知りたいようです。

40代男性からの相談:「機能性EDとはどのようなもの?」

結婚して10年になります。若い頃は精力も旺盛でしたが、最近セックスがうまくいかないことが時々あります。EDの原因には色々なタイプがあるそうですが、そのうち機能性とはどのようなものでしょうか。EDの種類の違いや改善法など、詳しく教えてください。

EDは大きく分けて3種類

EDは大きく3つに分けられ、それぞれ原因が異なります。ストレスなどが原因となったりメタボなど内臓に問題がある場合や、薬の副作用でEDになることもあり、それぞれのタイプについて以下のように看護師さんは説明しています。

1.機能性ED(心因性ED)
20~30代の比較的若い世代にも症状が現れ、若年性EDとも言われます。主に日常生活におけるストレスやプレッシャーなど、心理的な要因により発症します。(看護師)
過去の性的な事故や虐待、性行為での失敗などの経験がトラウマとなり起こる心因性のものです。また性的なもの以外にも仕事が上手くいかなかったり、性行為中にも気になってしまうほどの悩みなどがあると、その悩みの方が先に立ってしまい勃起しなくなることがあり、これも機能性タイプの勃起障害です。(看護師)
2.器質性ED
メタボや加齢に伴う肥満症と併発しやすいのが特徴です。基礎代謝の低下により、内臓脂肪が増加し動脈硬化が進行すると、海綿体の動脈が拡がりにくく十分な量の血液が流れ込まず勃起不全が起こります。糖尿病・高血圧・高脂血症などの生活習慣病は、EDと深く関係しています。(看護師)
3.薬剤性ED
薬の副作用によって起きるもので、抗うつ薬や向精神薬、高血圧治療の降圧剤などを服用中の人に症状が現れることがあります。(看護師)

ストレスなど心の負担を軽減

機能性EDは精神面が原因でおこる心因性のものなので、心の負担を軽くすることが大切です。EDは中年男性がなるというイメージですが、機能性EDの場合、若い世代にも症状が現れることが多いようです。

EDといえば中年以降の男性がかかるような印象がありますが、逆に若い人の方が心理的・肉体的にも敏感なので、機能的勃起障害になりやすいかもしれません。機能性EDの治療としては、陰茎の勃起を促す働きをもつPDE5選択的阻害薬の投与が主となりますが、心因的要素を少しでも軽減するためにカウンセリングに加え、漢方や抗うつ病薬の投与も行われます。(看護師)
機能性EDは、精神面が関わっており対処が難しいかもしれませんが、まずはその要因を取り除き心身の負担を軽減することが大切で、必要に応じてカウンセリングなどの治療も有効です。(看護師)
自身に合ったストレス対処法を見つけることや、リラックスできる環境作りも大切です。また下半身の筋肉を鍛えると効果的なので、ウォーキングなどを取り入れるとよいでしょう。運動はEDの予防だけでなく、生活習慣病の予防やストレス解消にも役立ちます。(看護師)

機能性EDの場合、精神的なことが関係しているようです。日常生活で過度のストレスや悩みがないか、一度自分自身を見つめ直してみるのもよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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