口臭

2015/05/23

気になる口臭、原因のほとんどはこれ!

気になる口臭、原因のほとんどはこれ!

きちんと対策しているのに、なくならない口臭。自分では原因が思い当たらないまま、口臭を改善できずに悩んでいる人は意外に多いものです。口臭の原因と対策を、もう一度チェックしてみましょう。

30代男性からの相談:「口臭が気になります」

30代になり口臭が気になるようになりました。たばこも吸わないし、歯周病などの口臭の原因となるような疾患も持っていないので、何が原因なのかわかりません。舌の掃除なども積極的に行っているのですが改善しません。口臭を防ぐ方法はありますか。

もう一度チェック、口臭の原因になり得ること

巷にあふれる情報のおかげで、臭いに対する意識は徐々に向上してきているようなのに、口臭に悩む人はあとをたちません。あなたの口臭対策、どこかに盲点がありませんか。

口臭の原因には、歯垢、虫歯、歯槽膿漏、歯周病、舌についた舌苔(ぜったい)、唾液の分泌低下による口腔内の乾燥、肝機能低下や胃腸障害などの内臓疾患、ストレス、食生活などがあります。(看護師)
食後に口の中に残った食べ物のカスに雑菌が繁殖すると腐敗が始まります。この際に発生する硫化水素というガス成分の一つは、腐敗臭を放ち、生理的口臭の原因となります。さらに、硫化水素が口の中に存在することで、口臭の原因となる虫歯や歯周病が起こりやすくなってしまうのです。また、胃腸の調子が悪いと消化に時間がかかり、食べ物が長時間胃腸に停滞することによって腸内に発生した硫化水素も口臭の原因となります。(看護師)
口臭の原因の90%は歯や歯肉の問題によるものといわれています。蓄膿症や扁桃炎などの鼻やのどの病気、胃炎や胃拡張などの胃腸の病気、慢性気管支炎など呼吸器の問題、糖尿病や肝臓病などでも口臭が発生することがあります。(看護師)
誰でも口臭があります。口腔内は適度な湿度と温度が保たれているため、食べカスなどに雑菌が繁殖し臭いを発生しやすいのです。通常は唾液の抗菌作用によって口臭は抑えられていますが、起床時や空腹時、緊張した時などには唾液の分泌量が減るため口臭を強く感じます。(看護師)

大切なのはケアを継続すること

内科、耳鼻科などの疾患の可能性もあるとはいえ、口臭の原因は歯科疾患や日常的なオーラルケア不足が大半とのこと。本当にきちんと口腔内をケアできているか、再確認してみましょう。

口臭予防の基本は、口の中を清潔にし、雑菌の繁殖を防ぐために唾液の分泌を促すこと。食後はなるべく早めに歯みがきをしましょう。歯間ブラシや極細毛の歯ブラシで、歯垢が残らないように隅々までみがくことが大切です。また、唾液の分泌を促すため、食事の前に耳下腺、唾液腺(耳の後ろから、下あごにかけて)をマッサージしたり、食事をよく噛んで食べましょう。レモンや梅干しを食べる、ガムをかむというのも効果的です。(看護師)
歯ブラシでのブラッシングでは、8割程度しかきれいになりません。歯ブラシ後、洗口剤やフロスを使って残り2割もきれいにしましょう。(看護師)
口臭は唾液の分泌が不足することで発生します。ガムや飴で口腔内の唾液の分泌を増やしたり、洗口剤で口腔内の雑菌を殺菌すると、一時的な手段ではありますが即効性はあります。(看護師)

忙しくてつい洗口剤だけで済ませたり、デンタルフロスまではなかなか……という場合もあるのではないでしょうか。とはいえ、口臭をなくすためには、面倒がらずに徹底したオーラルケアを習慣づけるのが良いようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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