口臭

2015/05/30

歯みがきではどうにもならない口臭。蓄膿症が原因?

歯みがきではどうにもならない口臭。蓄膿症が原因?

毎日ちゃんと歯みがきして気をつけているのに口臭が。いろんな対策をしても改善しないその口臭の原因、もしかしたら蓄膿症かもしれません。蓄膿症と口臭の関係を探ってみましょう。

50代男性からの相談:「蓄膿と口臭の関係はどのようなものか」

私は若い頃から鼻が敏感です。蓄膿と口臭には関係があるという話を聞きました。鼻と口の臭いがつながっているというイメージがつかめないのですが、蓄膿と口臭はどのようなメカニズムでつながっているのでしょうか。

蓄膿症ってどんな病気?口臭との因果関係とは

蓄膿症は耳鼻科の疾患で、口臭とは関係なさそうなイメージ。蓄膿症と口臭が関係しているとしたら、蓄膿症が原因の口臭はいったいどのように発生しているのでしょうか。

蓄膿症とは細菌による感染によって鼻の中に膿がたまる疾患です。鼻と喉の奥は空洞でつながっているので、鼻にたまった膿の臭いは口の中にも充満します。それが口臭の原因になるのです。(看護師)
蓄膿と口臭は関係があります。蓄膿症とは鼻の奥の副鼻腔が炎症を起こして膿が溜まった状態になり、鼻づまりや頭痛を引き起こす疾患です。そのまま蓄膿を放っておくと炎症は悪化し、そこに細菌がたまることで膿が大きくなって臭いを発するようになります。その臭いが口に流れてくることで口臭が悪化し、自分でも口臭を自覚するほどにひどくなります。(看護師)
蓄膿症で鼻が詰まっていると口呼吸が多くなります。口呼吸によって口の中が乾燥することで、口臭がさらにきつくなるといわれています。(看護師)

蓄膿症はきちんと治療を

なるほど、鼻にたまった膿の臭いが、口臭として口から外に排出されてしまうわけです。膿を取り除かなければ、改善しないというのは納得です。では、どうしたら膿を取り除けるのでしょうか。

蓄膿症が口臭の原因でしたら、まずは耳鼻科で治療を受けることが大切です。鼻水はできるだけかむようにし、自宅でも鼻洗浄を行って、鼻の中に膿が蓄積するのを防ぎましょう。(看護師)
蓄膿症は治ったと思っても繰り返すことが多く、完治するまで時間がかかることがあります。早めに耳鼻科を受診して治療を受けましょう(看護師)

口臭の原因が蓄膿症なら、蓄膿症を患ったままだと口臭も改善しないのは当然のこと。放っておけば治ると思わずに、きちんと医療機関で治療するのが良さそうです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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