メタボリック

2015/05/29

内臓脂肪を効果的に落とすには?

内臓脂肪を効果的に落とすには?

ウエスト85cm以上の男性に危険視される内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)。内臓脂肪症候群に陥ると、糖尿病や動脈硬化、胃癌のリスクも高まると言われています。内臓についた脂肪を落とすには、どのような方法が効果的なのでしょうか?

40代男性からの質問:「内臓脂肪を落とす方法について」

私はウエストが100cm以上あり、お腹が出っ張っています。また、血糖値が高めです。「内臓脂肪が多いと糖尿病になりやすい」と聞いたため、内臓脂肪を落とす方法を考えています。皮下脂肪を落とすには、摂取カロリーを少なくして消費カロリーを増やせば良いと思うのですが、内臓脂肪を落とすのも、同じ方法で良いのでしょうか。

カロリーの摂取と消費の仕方がカギ

内臓脂肪型肥満の原因となる中性脂肪を効果的に減らすには、皮下脂肪を落とすのと同様に、カロリーの摂取の仕方と消費の仕方がカギとなるようです。

糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化などの生活習慣病と、内臓脂肪は深く関与しており、ウエストが85cm以上の場合は内臓脂肪が蓄積されている可能性が高いと言われています。(看護師)
内臓脂肪型肥満は中性脂肪が増えることが原因です。中性脂肪が増えると善玉コレステロールが減り、悪玉コレステロールも増えてきます。内臓脂肪と皮下脂肪は溜まる部位が違うだけで、落とす方法には変わりがありません。(看護師)
大まかにいえば「摂取カロリーを減らして消費カロリーを増やす」ということで間違いありません。問題なのはカロリーの摂取の仕方と、消費方法です。(看護師)

食事内容の見直しと、有酸素運動で対策を

脂肪を溜めにくくする食事を心がけ、カロリーの消費に有酸素運動を取り入れることで、効果的に内臓脂肪を落とすことが期待できるといいます。

脂肪を溜めにくくするには、栄養バランスを考慮して魚、野菜、海藻類、豆やキノコ類を心掛けて摂取することです。食物繊維は血液内の悪玉コレステロールを体外へ排出する働きを持ち、便通を良くする効果もあるので積極的に摂取したい食品です。(看護師)
内臓脂肪を落とすには有酸素運動が最も効果的です。ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動をできれば毎日30~60分間、1週間で合計180分以上行いましょう。(看護師)
普段の歩行でも背筋を伸ばして太ももの筋肉を意識すると効果があります。(看護師)
大切なのは腹筋を意識して深呼吸することです。これはヨガなどで使われる呼吸法ですが、これを5分続けるだけで初心者は腹筋の筋肉痛になったり身体が温まったりすると思います。身体が温まるとカロリーを消費しているといえます。もちろんウォーキングなどを取り入れるほうがより効果的ですが、それが難しそうであれば呼吸法など調べて実践してください。(看護師)

内臓脂肪を効果的に落とすカギは、カロリーの摂取と消費の仕方。毎日の食生活は、脂肪を溜めにくくする食材を中心とした栄養バランスのとれた食事を心掛け、カロリーの消費には有酸素運動をするのが効果的といいます。普段の歩行や呼吸法を改善するだけでも効果は期待できるようなので、できることから試してみると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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