アナボリックステロイドが身体に与える影響

  • 作成日:2015.05.28
  • 更新日:2015.05.26
健康

男性であれば、鍛え上げられた筋肉に憧れを持ち筋トレに励む人も多いのではないでしょうか。効率よく筋肉をつけるため、アナボリックステロイドを使用したいと考えている相談者の方ですが、副作用について様々な不安があるようです。

40代男性からの相談:「アナボリックステロイドにはどの様な副作用が?」

最近筋トレにはまっており、どうにかムキムキの筋肉をつけたいと思いアナボリックステロイドの使用を検討しました。ただ、副作用を見ると薄毛や女性化乳房、性欲減退などがあるので躊躇してしまいます。他にも、使用に際しデメリットはあるのでしょうか。

筋肉増強剤としての使用は危険

アナボリックステロイドは簡単に手に入るようですが、効果が大きいものほど副作用も強いため注意が必要だと看護師さんは説明しています。

アナボリックステロイドとはステロイドホルモンの総称であり、そのほとんどは男性ホルモンの作用があるとされています。一般的な副作用としては、血圧の上昇・コレステロール値の上昇・血糖値の上昇などがあります。アナボリックステロイドの効果は証明されており購入も容易ですが、ステロイドが含まれていることを念頭に置いて適量を使用することが大切です。効果が強いものは副作用も強いとお考えください。(看護師)
アナボリックステロイドの使用は、健康に深刻なダメージを与えるリスクがあるため大変危険ですし、筋肉増強剤として使用することはドーピングに当たるとして禁止されています。(看護師)

様々な副作用について

アナボリックステロイドを使用するにあたり、どの様な副作用出現の可能性があるのでしょうか。以下に代表的なものをまとめましたので、参考にしてください。

循環器疾患(心臓病)、冠動脈疾患、肝障害、悪性肝臓腫瘍、前立腺癌、高コレステロール血症、心筋梗塞、糖尿病、性腺刺激ホルモン分泌低下症、ニキビ、脱毛・薄毛、変声、多毛症、暴力的衝動、睡眠時無呼吸症候群、筋断裂、体液性免疫異常、乳房の女性化、前立腺肥大、生殖不能症(可逆的)、睾丸萎縮、思春期における早期骨端閉鎖、鬱病症状、気分変動、妄想などが副作用として挙げられます。(看護師)
多毛症(顔・胸・背中・肩・大腿の裏・臍下・殿部・体毛が少ない部分に出現する体毛)や精神的症状(鬱病的症状・妄想・気分変動の激化・苛立ち)や行動変化(攻撃性や突発的な暴力衝動)などが、副作用として挙げられます。(看護師)
女性の場合、不可逆的な男性化あるいは男性化徴候、胎盤の男性化、声の深化、胸部の矮小化、無月経などの副作用が現れる可能性があります。(看護師)

アナボリックステロイドは筋肉を作る効果はあるようですが、その使用に関してはかなりの注意が必要で副作用のリスクも大きいようです。看護師さんのアドバイスを参考に、よく検討してみてください。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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