健康

2015/05/19

健診で不整脈と指摘、心臓病になりやすいと診断が…

健診で不整脈と指摘、心臓病になりやすいと診断が…

健康診断は働き盛りの男性の強い味方。今回の質問者は不整脈を指摘され、心臓病になりやすいと診断された男性です。今後どんな症状に気をつけたらよいのでしょうか?

50代男性からの相談:「不整脈と心臓病の症状について」

脈拍が飛ぶことがあると健康診断で指摘され、心電図をとった結果、心臓病になりやすい体質といわれました。生活習慣など気にしていますが、気をつけるべき心臓病の症状は何ですか。

心臓病の症状は「軽い運動でも動悸・胸の痛み・高血圧」など

心臓病といっても原因や症状はいろいろあるようです。

心臓で起こる病気の総称が心臓病です。多くの種類の病名があり、原因や経過もさまざまです。(看護師)
「心臓病になりやすい」というのは「家系に心臓の病気を持つ人がいれば遺伝的な要素があるかもしれない」ということではないかと思いますが、心臓病に配慮した生活習慣はよいことなので続けてください。(看護師)
心臓病の主な症状は「脈拍のリズムが乱れる・階段を登るなど軽い運動でも動悸がする・胸の痛みや重苦しさ・血圧が高い」などです。胸の痛みは「刺すような痛み」や「圧迫されるような痛み・重さ」など人によって違います。(看護師)
健診では精密な検査は受けていないと思います。何か症状があるなら早めに対応しましょう。(看護師)

不整脈もいろいろな種類が。治療が必要ないものも

不整脈の中には放っておいても問題ないものもあります。

「脈が飛ぶ」というのは確かに正常とはいえませんが、不整脈にも早急に治療を要するものから放置しておいても問題ないものもあります。(看護師)
現在ではほとんどの不整脈が治るようになりました。「脈がたまに不整になる・症状のない1分間60以下の脈・運動や精神的な興奮により脈が速くなる」といったものは問題ありません。(看護師)

注意が必要な不整脈は4つ。場合によっては早めの治療を

以下の4つのいずれかにあてはまったら要注意です。

急に意識がなくなる
一時的に心臓が止まっている、またはひどい頻脈が起こっている可能性が。できるだけ早く受診して治療する必要があります。(看護師)
脈拍数が1分間40以下で身体を動かすと強い息切れが出る
脈が遅くなりすぎて心不全を起こしている可能性があり、ペースメーカーによる治療が必要になる場合も。(看護師)
突然始まる動悸
脈拍数が1分間に120以上で突然始まったり止まったり、脈拍が完全に不規則なもので「頻脈」と呼ばれます。脈拍数が150~200前後になって血圧が下がり、脈が触れにくくなり、息苦しさや冷や汗が出ます。特に心室が原因で不整脈が続く場合、血液が全身に回らなくなり、心室細動と呼ばれる不整脈に移行することも。1分間に150以上の頻脈が続く時は不整脈と頻脈の薬の服用が必要です。(看護師)
脈がバラバラに速く打つ
約10人中1人は加齢により心房の中で電気が空回りし、脈が速くなる心房細動が起こります。死に至ることはほとんどありませんが、この状態が続くと心房の中に血栓ができやすくなり、それが脳に運ばれると脳梗塞を起こすことも。心房細動予防の薬と、血液をサラサラにする薬を服用する場合もあります。(看護師)

心臓病も不整脈も複数の原因や経過があります。当てはまる症状があったら、早めに病院に行きましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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