薄毛

2015/05/14

ティーツリー油は育毛に効果ある?

ティーツリー油は育毛に効果ある?

シャンプーなどに配合されるティーツリー油にはどんな育毛効果が期待できるのでしょうか?

40代男性からの相談:「育毛でティーツリー油を有効に使うには」

ティーツリー油配合のシャンプーは育毛を阻害する菌だけ殺菌すると聞きました。効果はどのくらいありますか。

高い殺菌力を持つアロマオイル。薄毛のタイプによっては効果あり。

ティーツリー油の持ち味は高い殺菌力。薄毛のタイプによっては効果が期待できます。

フトモモ科の植物ティーツリーの精油であるティーツリー油はオーストラリアでは一部の医療機関でも使われるほど殺菌能力の高いアロマオイルの1つです。抗臭、フケ予防効果もあり、髪が生えやすい環境を整えるものです。(看護師)
男性の薄毛は大きく分けて4タイプ。自分のタイプを知ることが大切です。
1.髪の毛への血行不良
2.男性ホルモンによるもの
3.皮脂量によるもの
4.頭皮の緊張によるもの
ティーツリーの効果は3が当てはまりますが、これまで以上に頭皮を清潔に保つだけでも育毛効果は十分出ます。1、2、4だとほとんど期待できません。2は男性型脱毛症(AGA)で、専門医の診察、治療によって改善が見込めます。(看護師)
効果には個人差があり、殺菌効果を証明する研究はあるものの育毛については見つかりませんでした。(看護師)

タイプにより対策は異なる。生活習慣の見直しも効果あり。

原因により薄毛対策もさまざまです。生活習慣が薄毛を助長していることも。

育毛にはジヒドロテストステロンの生成の阻害が重要です。男性ホルモンのテストステロンを酵素がジヒドロテストステロンに変え、髪の成長サイクルを乱すのが男性型脱毛症(AGA)です。前頭部や頭頂部はジヒドロテストステロンの受容体が多いため、薄毛になりやすく、治療は一般的に外用薬と内服薬を同時使用します。(看護師)
生活習慣の見直しでも薄毛の改善・進行は阻止できます。運動は全身の血流を改善し、毛を作る毛母細胞や頭皮の血行がよくなり、栄養が届きやすくなります。定期的に運動しましょう。(看護師)
バランスのよい食習慣も大切です。脂肪分が多いと頭皮の皮脂の分泌が増し、毛母細胞や頭皮に栄養が届きにくくなります。植物繊維たっぷりの食事を心がけて。(看護師)
育毛に必須な栄養素は大豆製品に含まれる”植物性たんぱく質”や、レバー・魚介類・肉・チーズ・アーモンドなどに多い”亜鉛”、青魚・卵・大豆・乳製品などの”ビタミンB2”、肉・サケ・マグロ・ナッツなどの”ビタミンB6”、魚介類・ごま・マーガリン・マヨネーズ・植物脂などに多い”ビタミンE”です。(看護師)
髪の成長に必要なホルモンは夜寝ている間に分泌されます。不足すると髪の成長にも影響が。もっとも分泌が多くなる11時ごろには就寝するようにし、睡眠・休息をしっかりとりましょう。(看護師)
ストレスは交感神経の作用で血管を収縮させ、頭皮や毛母細胞へ栄養を届きにくくします。(看護師)
シャンプーは1日1回。2回以上は髪と頭皮の負担です。手で泡立て、後頭部につけ、頭全体を覆い、頭皮の皮脂を落とすよう指の腹でしっかりマッサージしながら洗います。すすぎはしっかりと。残ったシャンプーやコンディショナーは頭皮トラブルの元です。(看護師)

薄毛の原因によってはティーツリー油は効果が期待できるようです。同時に生活習慣も見直しましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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