体臭

2015/05/12

しつこい歯周病、柿渋のカプセルで改善できるのか?

しつこい歯周病、柿渋のカプセルで改善できるのか?

歯科医院に通っても、歯みがきに注意しても、なかなか改善しない歯周病。柿渋のカプセルが有効だというのは本当でしょうか。

30代男性からの相談:「柿渋に歯周病予防の効果はあるのか?」

歯周病がなかなか治らず、歯科医院へ通ってもすぐに再発してしまっています。歯磨きや歯磨き粉も気にしているのですが、なかなか改善しません。他に改善方法はないか調べていると柿渋のカプセルが効果的とインターネットでは書いていましたが、味がかなりまずいと書いてありました。本当に効果的なのでしょうか。

タンニンの殺菌作用に期待。個人差があるため、お試しのつもりで。

柿渋のタンニンが歯周病に効果ありといわれているようです。とはいえ、効果には個人差があり、改善が保証されているわけではないため、試してみるつもりで使用するのはいかがでしょうか。

柿渋に含まれるタンニンには、消臭効果や殺菌作用があり、柿渋の入った歯磨き粉でしたら、カキタンニンが歯垢を効果的に除去し、歯茎の殺菌作用で、口臭にも効果があるといわれており、タンニンの収縮効果が歯茎を引き締め、歯周病に効果があるといわれています。(看護師)
また、柿渋のサプリでしたら、口臭以外に、体臭予防にも効果があると思いますが、歯磨き粉のように、直接、歯茎に作用するわけではありませんし、薬やサプリの効果には個人差がありますから、誰にでも効果的とはいえません。(看護師)
渋柿の渋みを出している成分が歯周病や口腔内の改善になるとは言われていますが、それは世間で言われていることであまり信憑性のない話なので、試しに使用してみるか、くらいの軽い気持ちならよいですが、効果を実感できるまで改善できるかというと、はっきりとはわかりません。(看護師)
渋柿のカプセルも味を無くしたものもありますので、試してみたいのなら一度調べてみてはどうでしょうか。(看護師)

基本の歯周病治療は気長に続けて。

歯周病治療の基本は、歯科医院での歯石を取る、指導を受けるなどのケアと、自宅での細菌除去です。柿渋のカプセルは決してこれらに代わるものではないため、柿渋を使用するしないにかかわらず、基本の治療は続けましょう。

歯周病を悪化させないためには、正しい歯磨きをすること、歯垢を残さないようにすることです。歯周病は歯と歯茎の境目にポケットができ、ポケットにつまった歯垢に細菌が繁殖するため、歯茎の腫れや口臭がおこります。(看護師)
歯科医での治療は継続して行い、すでに行っているかと思いますが、食後、なるべく早めに歯磨きをすること、歯磨きの際には、極毛の歯ブラシや歯間ブラシなどもつかって、歯垢が残らないように、隅々まで磨くようにしてください。歯石も定期的に取り除くようにしてください。(看護師)

柿渋に含まれるタンニンに殺菌作用があり、歯周病に対する効果が多少期待されていますが、歯周病治療にとって代わるものではないため、必ず治療は続けながら、柿渋のほうも試しに併用してみても良いかもしれません。効果、使用感、味なども含め、自分に合ったものが見つかると良いですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加