口臭

2015/05/12

舌の汚れが口臭の原因に?舌磨きしたほうがよいのか?

舌の汚れが口臭の原因に?舌磨きしたほうがよいのか?

舌をきれいにするための道具やタブレットなどをよく目にするようになりました。継続して使用することで、口臭予防にどれくらいの効き目があるのでしょうか。

50代男性からの相談:「口臭は舌からくる?」

最近口臭が気になり始めたので、歯科医院に相談しに行ったのですが、口臭の原因は舌の汚れではないかと指摘されました。それ以降は舌専用の掃除用具を購入して毎食後せっせと舌磨きをしています。そのせいか口臭は少なくなりました。これは継続した方がよいのでしょうか。

舌苔は口臭の原因に。清掃はやさしく、がコツ

舌の汚れ、すなわち舌苔は、歯垢と同じく細菌のかたまりであるため、口臭の原因になります。ゴシゴシこすって落とすと、デリケートな舌の表面を傷つけるためNG。専用の舌ブラシか、ガーゼを使います。

舌の汚れは舌苔(ぜったい)といって、舌に付着した白い苔のようなものです。付着していると口臭の原因になります。付着する原因は、疲れやストレスがほとんどですが、内科的疾患、唾液の分泌低下などもあります。(看護師)
舌苔を取り除くためには、歯磨きのたび、舌ブラシで優しくブラッシングしたり、濡れたガーゼでふき取るようにしましょう。あまり擦りすぎると、舌を傷つけますから、優しく取り除くようにしてください。(看護師)
舌の汚れも歯の汚れと同様に食事をするたびに汚れます。ですので、かならず食後は歯磨きと同様に舌の汚れも取るようにして習慣にした方がよいです。舌の汚れもひどくなると口臭の原因になるだけでなく、あまりにもひどくなると味覚にも異常を起こす人もいます。 (看護師)

唾液の減少や生活習慣の乱れも舌苔の原因に。

唾液の減少、ストレスや疲れ、不規則でバランスの悪い食生活なども、舌苔の原因となります。付いた舌苔を落とすことだけでなく、舌苔のつきにくい生活を心がけることが大切です。

唾液分泌の低下も舌苔の原因になりますから、食事前に唾液腺(耳の下から顎にかけて)をマッサージしたり、よく噛んで食べたり、口が乾燥しないよう、こまめに水分をとるようにしてください。ストレスや疲れも舌苔の原因になりますから、規則正しい生活を心がけ、気分転換したり、運動や趣味でストレスをためないようにしましょう。(看護師)
食生活では、夜遅い時間の食事は避け、臭いの強いものや、動物性脂肪は消化が悪く翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりしますから、夕食には控えるようにしましょう。繊維質を含む海藻類やキノコ類、生野菜などを心がけて摂り、肉より魚、和食を摂るようにしましょう。(看護師)
リンゴやナシ、パイナップルにも口臭予防効果がありますし、レモンは唾液を分泌させ、口の中をさわやかにします。また、便秘しないよう、乳製品をとって、腸内環境を整えることも必要です。喫煙、飲酒も口臭の原因です。日常生活で心当たりがあれば、できることから、改善してください。(看護師)

舌についた汚れは、口臭の原因となります。舌ブラシなどを使ってやさしく清掃する習慣を続けましょう。同時に、唾液分泌やストレス、食生活にも気を配り、舌苔を付きにくくしていくことで、効果的に口臭をなくすことができます。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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