体臭

2015/05/09

みんなに嫌われる?!気になるワキの臭い

みんなに嫌われる?!気になるワキの臭い

どんな人にも体臭はあるものですが、他の部分と比べて、ワキの臭いが特に不快で気になるのはなぜなのでしょうか。また、ワキの臭いを軽減するには、いったいどんな方法があるのでしょうか。

30代男性からの相談:「ワキの臭いの原因と対策は」

ワキのあたりから漂う臭いが気になっています。汗をかいた時などに特に臭うのですが、周りの人に嫌がられていないか心配です。ワキの臭いの原因はどのようなものでしょうか。なにか改善策はあるでしょうか。

不快なワキの臭いの原因は?

一言で「体臭」といってもさまざまですが、身体の他の部分よりワキが不快な臭いを発しやすいのには原因があります。臭いを軽減するための第一歩として、まずはその原因をきちんと押さえておきましょう。

汗を排出するための汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺という2種類の汗腺があり、分泌される汗の内容が異なります。体温調節の役割をもっているエクリン腺から出る汗は、成分のほとんどが水分で、1%ほどがアンモニア、塩分、尿素などです。一方、アポクリン腺から出る汗には脂肪、タンパク質、色素、尿素、アンモニア、糖質などが多く含まれていて、エクリン腺から出る汗に比べると粘り気があります。(看護師)
アポクリン腺から排出される汗には糖分や脂肪などの有機物が多く含まれます。臭いの原因というのは、アポクリン腺からの汗であることがほとんどなのですが、ワキは特にアポクリン腺が集中しているため臭いが発生しやすいのです。(看護師)
身体の中で、ワキ、足の指の間、股間などの皮膚と皮膚が接触しやすい場所は、通気性が悪く雑菌の繁殖がしやすい状況にあります。分泌された汗に含まれる有機物は雑菌の栄養になりやすいのに加えて、ワキは通気性が悪いことから雑菌の数がどんどん増加します。さらに、ワキ毛があると雑菌が付着する面積が多くなるため、余計に増えて臭いを発生させてしまうのです。(看護師)
手や足にも非常に小さい細菌は付着しているのですが、ワキも同様です。汗をかくことで細菌が増殖し、臭いが発生してしまうのです。ワキは他の部位と比べて臭いが放出されにくい場所なので、いつまでも臭いが残ってしまいます。(看護師)

臭いの基本的な解消法とは?

身体の中でも、ワキというのはとても雑菌が繁殖しやすい環境にあります。その臭いの発生を少しでも防ぐには、いったいどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。

改善策の一つは、健康的な食生活を心がけること。例えば、脂肪や油を摂取しすぎると余剰な脂肪などは汗として排出され臭いの原因となります。脂肪分や油の多い食べ物の摂取を控えることはワキの臭いを防ぐ有効な対策となります。(看護師)
こまめに水分を摂取するようにしましょう。それにより汗に含まれる水分の量が増えて臭いの原因となる成分が薄まり、結果的に臭いを軽減できるといえます。(看護師)
ワキに汗を吸収させるパットなどをつけて頻繁に交換する、制汗剤を使うなどが対策として挙げられます。制汗剤をつけたら、帰宅後は速やかに落とすようにしてください。(看護師)

毎日シャワーを浴びて身体を清潔に保つことはもちろんですが、食生活の改善で有機物を多く含む汗をかきにくくすることや、雑菌を繁殖させない環境作りを心がけることが臭い軽減の対策といえそうです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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