ED

2015/05/04

亜鉛やマカが効かないEDに、セレンは効くのか?

亜鉛やマカが効かないEDに、セレンは効くのか?

勃起はするものの、途中でふにゃふにゃになってしまうという症状のED(勃起不全)。セレンという成分、効果のほどと気になる副作用は?

50代男性からの相談:「セレンはED対策に効果があるか」

若い頃から性欲は旺盛な方でした。しかしながら50代になってからは、いざ事がはじまると勃起するものの途中でふにゃふにゃになってしまいます。以前から摂取している亜鉛やマカでは変化が見られないのですが、セレンはEDに効果があるでしょうか。また副作用の心配はないでしょうか。

魚介類から摂取できるミネラルの一種。過剰摂取には注意を

セレンとは、生殖器に多く含まれるミネラルで、体内で生成できません。積極的に魚介類を摂ることで補えますが、一日あたりの摂取目安量が少量であるため、サプリなどによる過剰摂取に注意が必要です。

セレンとはミネラルの一種です。現在、亜鉛などと同様に精力増強に効果があるといわれている栄養素の一つであり、様々な精力剤に配合されているようです。(看護師)
セレンは、栄養的な面でも必要な物質で、昔から日本でも好まれて摂取されてきました。摂取した内の3割ほどが生殖器に集中するといわれていますが、体内で生成されないため食物などから摂りいれるしかありません。特に、魚介類に多く含まれていますので、積極的に魚介類をとることをお勧めします。(看護師)
確かに精子細胞に多くのセレンが含まれているのは事実なのですが、日常の食生活を送っている上でセレンが不足することは考えにくく、むしろ過剰摂取によって、吐き気や脱毛などの中毒症状が起こる可能性があるので注意が必要です。(看護師)
一日の摂取量は60μg(ミクログラム)が適量とされており、上限は250μg(ミクログラム)までと言われます。これ以上の摂取は、身体に副作用をもたらす恐れがあり、過剰摂取として報告もされています。(看護師)
確かにサプリメントは、効率的に摂取することが可能で、とても便利です。ただ飲み合わせの問題や、効き方も個人差があります。あくまでも補助的な役割を果たすもの、として位置づけていただきたいと思います。魚介類から得られる、セレン以外の大切な栄養素もたくさんあります。(看護師)

EDに効くのはむしろ生活習慣と運動

セレンは大切な栄養素ですが、中年以降のEDに関しては、壮健な身体あってこその性機能であるため、食事や禁煙など生活習慣の見直しがより大切です。また、腰から下の筋肉を鍛える運動を毎日続けることもおすすめです。

やはり、中高年になってからも勃起機能を維持するためには、普段からEDの原因となりうる病気の予防や、生活習慣などを気にかけていただきたいです。バランスの取れた質の良い食事や、適度な運動を行い、禁煙を心がけてみてください。(看護師)
また、腰から下の筋肉を鍛えることが効果的ですので、ウォーキングなどを取り入れられると良いと思います。激しい運動でなくとも、毎日継続することが大切です。併せて、心肺機能を高め、腹筋、背筋も鍛えることができるので、一石二鳥です。(看護師)

セレンは魚介類に含まれているミネラルで、精力増進に効果ありとされていますが、過剰摂取には注意が必要です。食べ物やサプリだけに頼らず、生活習慣や運動習慣の改善により、全身の健康から性機能の回復を図るのが近道です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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