健康

2015/05/03

慢性的な肩こり、疲れ目、腰痛…血行障害の原因は?

慢性的な肩こり、疲れ目、腰痛…血行障害の原因は?

デスクワークにつきものの、つらい肩こり、疲れ目、腰痛。これらの慢性症状と深い関係のある血行障害は、何が原因で引き起こされているのでしょうか。

40代男性からの相談:「血行障害の原因は何か」

デスクワーク中心の仕事で1日中パソコンと向き合っているので、目が疲れやすく、肩こり・腰痛に悩んでいます。慢性的な肩こりが続くと血行障害になるという雑誌の記事を読みました。そもそも血行障害の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

血行不良の主な原因7つ

何かしらのストレスが原因となり、同じ状況になると症状が出るようになった可能性があります。専門医による診断を検討してみることが必要かもしれません。また、原因を追求することで改善する場合もあるようです。

「慢性的な肩こりが続くと、血行不良となる」とのことでしたが、慢性的な肩こりになる、ということがすでに血流が悪くなっているということをあらわしています。(看護師)
原因とされているのが、
1.肉中心の食事や甘い物の食べ過ぎなどの偏食で血液がドロドロ状態になる
2.日常生活が不規則になっている
3.血管そのものを収縮させる喫煙習慣(看護師)
4.全身の筋肉は、血液を円滑に循環させるポンプのような役割を果たしているため、運動不足は血行障害を招きます。また、筋肉がアンバランスだと心臓の動きが悪くなります。心臓の機能が衰えると血液をスムーズに末端まで送れなくなり、血行障害を引き起こす原因になるのです。
5.水分摂取量の不足
6.自律神経のバランスを乱してしまうストレス
7.デスクワークによる同一姿勢保持やパソコンの長時間作業に伴う眼精疲労(看護師)
その他にも、冷房で身体を冷やしすぎていることなどが挙げられます。(看護師)

運動する、冷やさない、水分補給

血行不良がもたらす影響は軽視できません。つらい症状がますますつらくなる悪循環に。また、血栓症が引き起こされると命にかかわる事態にも。全身の血行を促進するには、適度な運動や身体を温めること、まめに水分補給して血液中の水分を増やすなど、日頃の心がけが有効です。

筋肉が固くなってしまうと身体に歪みが生じ、結果としてますます血行が悪くなってしまうという悪循環になってしまうのです。(看護師)
血流が悪くなると、血が血管の中で固まりやすくなってしまう「血栓症」を引き起こしやすくなり、脳や肺の血管を塞いでしまうことで「脳血栓」や「肺塞栓」など、重度の病気を引き起こす原因になります。震災時に問題となった「エコノミークラス症候群」も、動かないことで血流が悪くなり、血の塊ができてしまうことで起こる病気です。(看護師)
肩こり予防だけでなく、全身の血流を良くするためにも、適度な運動を生活に取り入れたり、肩こりなどを感じたらその部分を温める、水分補給をまめにして血液の中の水分量を多くする、などを行うと効果的です。(看護師)

血行障害の原因は、姿勢やストレス、喫煙や食生活などさまざま。肩こりや疲れ目などを防ぐというだけの問題ではなく、血流が悪い状態が続くと全身の健康に重大な影響があるため、こまめに運動や水分補給を心がけましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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