薄毛

2015/04/28

カプサイシンの薄毛に対する効果とは?

カプサイシンの薄毛に対する効果とは?

カプサイシンは、辛い唐辛子などに含まれる成分としてよく知られています。薄毛予防によいと言われているようですが、具体的にはどのような効果が期待できるのでしょうか。

50代男性からの相談:「カプサイシンはどのように摂取すればよい?」

40代に入ってから頭頂部の毛が薄くなり始め、今では地肌が見えるようになりました。市販の育毛剤やサプリを試しても、効果はないようです。血行促進にカプサイシンがよいと聞きましたが、どのように摂取すればよいのか、育毛に効果的な方法を教えてください。(50代・男性)

血行促進・新陳代謝UPの作用が

カプサイシンを摂ると頭皮の血行がよくなり薄毛によいとされていますが、研究結果についてははっきりしない点もあるようです。また薄毛のタイプが男性型脱毛症(AGA)である場合、薬での治療が可能だと看護師さんは説明しています。

カプサイシンは唐辛子に含まれる辛み成分で、新陳代謝を活性化して頭皮の血行もよくし毛母細胞にも働きかけるため、薄毛や抜け毛に効果的だとされています。大豆イソフラボンと一緒に摂るとより効果的ですが、大豆イソフラボンは女性ホルモンと同じ働きをするため、過剰摂取はED(勃起不全)の症状をおこす場合もあります。(看護師)
刺激物なので摂りすぎると胃腸が荒れてしまい、胃潰瘍や胃がんなどの発生率が高くなったり味覚異常を起こすこともあります。何でも摂りすぎは逆効果なので、少し汗をかくぐらいの量がよいでしょう。(看護師)
カプサイシンの育毛作用について研究を行った教授・助教授とも不正があったということで停職・懲戒解雇の処分を受けており、その効果は疑わしいというのが現状です。(看護師)
AGAの場合は、男性ホルモンであるテストステロンが酵素によってジヒドロテストステロンに変換され、このジヒドロテストステロンの受容体が前頭部や頭頂部に多いためこれらの部分に薄毛が起こりやすくなります。治療は、外用薬と内服薬を同時に使用するのが一般的です。(看護師)

薄毛と生活習慣の関係性

薄毛の原因は、食べ物や睡眠などの生活習慣に潜んでいることもあります。一度自分の生活スタイルを見直してみましょう。

脂肪分の多い食事は皮脂の分泌が増加し、頭皮や毛母細胞への栄養が届きにくくなるので、野菜や果物など植物繊維を豊富に含む食材をバランスよく摂りましょう。また運動は全身の血流を改善し、頭皮や毛母細胞への血行もよくなり栄養が届きやすくなります。(看護師)
髪の成長に必要な成長ホルモンは23時頃に最も多く分泌されるので、この時間には就寝するようにしましょう。またストレスが溜まると、交感神経の作用で血管が収縮し髪への栄養が届きにくくなるので、趣味などでストレスを解消してください。(看護師)
シャンプーは髪と頭皮への負担を考え1日1回にし、手で泡立ててから後頭部につけ頭全体を覆い、頭皮の皮脂をしっかり落とすように指の腹でマッサージしながら洗います。シャンプーやリンスが残ると頭皮トラブルの原因となるので、すすぎは十分に行いましょう。(看護師)

カプサイシンは、血行促進作用で頭皮や髪に栄養を届けやすくする効果があるようですが、摂りすぎには注意しましょう。また生活習慣の改善でも薄毛予防はできるので、これを機会に食事などを見直してみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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