口臭

2015/04/22

イソジンで口の中を消毒すれば口臭がなくなる?

イソジンで口の中を消毒すれば口臭がなくなる?

口臭を気にしてデートの前にはガムやキャンディを食べているものの、あまり効果が感じられないため、イソジンで口臭を消せないかと考えている男性からの質問です。

30代男性からの相談:「イソジンで口臭を消すことができるのか」

若いころから口臭が気になっていたのですが、最近特にひどくなってきた感じがします。彼女とデートする前に、口臭を消そうとガムを噛んだり口臭を消すキャンディを摂取したりしているのですが、効果が出ているのか、イマイチ不安です。イソジンに消毒効果があるようで、これで口臭を消せないかと考えているのですが可能でしょうか。

細菌を減らすことによる一時的な効果。

細菌が原因の口臭の場合、殺菌効果による一時的な口臭防止は望めます。肝臓や胃腸など、内臓のトラブルが原因で口臭が発生している場合は、イソジンによる効果はありません。

イソジンの効果は消毒効果で、消臭効果ではありません。イソジンの独特の臭いで、消臭できたと思うかもしれませんし、口の中の雑菌を減らすことで口臭予防になるかもしれませんが、一時的なものです。口臭の原因を解決させなければ、根本的な対策にはなりません。(看護師)
イソジンうがい液で口臭は消えるかということですが、解消される場合と解消されない場合があります。解消されるといっても原因が「一時的な口腔内雑菌や歯垢などによるもの」の場合に限ります。効果も一時的です。イソジンうがい液で口腔内の雑菌をある程度死滅させれば短時間は口臭を消すことができますが、歯垢などからすぐに雑菌は増えてきますのでキリがありません。(看護師)
イソジンうがい液で効果が得られないものは「内科的疾患によるもの」が挙げられます。一つの例ですが、肝臓の機能が低下しているとアンモニアの分解が追いつかなくなり、血液に混ざったアンモニアが肺を通過する際にガス交換で吐息として悪臭を放ちます。これは口腔内には問題があるわけではないので効果は全くありません。(看護師)

根本的な口臭対策をすることが大切。

若いころから気にしている口臭が、最近特にひどくなってきたということなら、デート前だけ対策している場合ではありません。これからますますひどくなる一方ですし、ひどくなればなるほど治しにくくなります。専門家の助けを得ることも視野に、一度しっかりと原因を突き止め、生活習慣や歯科疾患を含めてきちんと治すとよいでしょう。

口臭の原因には、虫歯や歯槽膿漏、歯肉炎、舌についた白い苔のようなもの(舌苔:ぜったい)、唾液の分泌の低下など口の中の問題、胃腸の弱り、肝臓や糖尿病などの内科疾患、ストレス、不規則な食生活などがあります。根本的に口臭を改善されたいのであれば、ご自身の生活も見直す必要があります。(看護師)
身体が健康なら口臭の原因は口腔内にあると思われますので、どうしても気になる場合は歯科受診されるのがよろしいかと思われます。(看護師)

根本的対策をきちんと行ったうえで、補助的な役割としてイソジンで口をゆすぐことは、効果的であるとして評価されている方法です。とりあえず一時的な対策としてイソジンを取り入れるのも良いですが、同時にきちんと治すことも考えてでみるとよいようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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