口臭

2015/04/21

脂肪肝の疑い。最近気になっている口臭との関係は?

脂肪肝の疑い。最近気になっている口臭との関係は?

もともと肝臓の数値が高めであるうえ、先日脂肪肝の疑いと言われた男性から、最近口臭がするような気がするが肝臓との関係があるのかという質問です。

40代男性からの相談:「肝臓が悪いことと口臭は関係があるか」

私は、お酒をよく呑むせいか、GPTやGOTの値が少し高めです。また、先日、腹部のエコーを行った際、脂肪肝の疑いがあると言われました。最近、空腹時に口臭がするような気がするのですが、肝臓が悪いことと口臭とは関係があるのでしょうか。ちなみに、歯槽膿漏など、歯や歯茎に関する病気はありません。胃や食道の病気もありません。

肝臓の機能が低下するとアンモニア臭の原因に。

肝臓は解毒作用をつかさどっています。アンモニアの分解機能が落ちると、アンモニアの臭いが体臭や口臭となることが多いようです。肝機能の悪化に伴って臭いも深刻になりますので、肝臓の健康回復に努め、定期的にチェックを受けましょう。

お酒をよく飲む方は、ほとんどが脂肪肝です。肝機能が低下すると、体内でアルコールなどの解毒がスムーズにできなくなるため、分解する際にガスを発生しやすく、そのガスが血管を通して体内をめぐり、体臭や口臭が発生します。(看護師)
肝臓の機能はかなり多くのものがありますが、その中の一つに「アンモニアの分解」があります。肝臓の機能が低下すればもちろんアンモニアを分解する機能が落ち、血中のアンモニアが分解されにくくなるため、肺でガス交換する際にアンモニア臭が吐息に混ざってしまい、口臭の原因となります。(看護師)
GPTやGOTの「値が少し高い」というレベルですと、「ただの口臭」でとまっているかもしれません。しかし肝機能がさらに悪化するとそれこそ鼻をつくような「アンモニア臭」となってきます。(看護師)
質問者さんは病院で検査など受けているようですので、引き続き定期的な受診をしていかれることをお勧めいたします。肝臓疾患が症状として出てくるときはすでに進行してしまっている場合が多いのでご注意を。(看護師)

肝臓以外の原因も、自己診断で軽視しないで。

肝臓と口臭はたしかに関連がありますが、口臭にはもっと直接的な原因が存在していることが多いものです。飲酒が多いということで、胃腸のトラブルである可能性も。また、歯槽膿漏が本当にないと言い切れる状況は非常に珍しく、ないと思いこんでいる人ほど、隠れて進行している可能性が。肝臓だけでなく、各方面の原因も一度きちんと探ってみましょう。

肝臓が悪いことと口臭は関係があるかということに関しては「関係はあります」。ただし、すべての原因が肝臓に由来するとは限りません。(看護師)
歯槽膿漏などの口腔内の疾患がないというのは歯科受診の際に言われたことなのかどうか気になります。自己診断でしょうか。また「口臭がするような気がする」というのも主観的な評価なのでなんとも評価できません。(看護師)
胃の病気がなくても、飲酒による胃腸の弱りも考えられます。さらに、空腹時に口臭がきつくなるのでしたら、胃酸過多の場合もあります。(看護師)

肝臓の異常が生活や将来にもたらすリスクは重大です。口臭との関連も気がかりではありますが、影響はそれだけにとどまりません。これをきっかけに、飲酒の習慣をはじめ、生活を見直しましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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