多汗症

2015/04/20

脇の黄ばみが目立つ…何が原因?

脇の黄ばみが目立つ…何が原因?

汗をかくと、臭いと同時に気になる汗ジミや黄ばみ。腕を上げる度に目立つ脇は特に、悩みや不安を抱える人も多い部位です。今回は、汗による黄ばみについての質問です。

30代男性からの質問:「汗をかいた後、服が黄ばんでいます。どうしてですか?」

昔から汗かきではあったのですが、最近汗をかくと白いシャツが黄色くなります。特に脇が黄色くなり洗濯してもとれません。黄色くなる原因は一体何なのでしょうか?

汗の雑菌が繁殖しやすい脇は、色素がつきやすい。

汗には、タンパク質や脂質といった落ちにくい汚れと同時に色素が含まれています。通気性が悪く脇毛などで雑菌の繁殖しやすい脇は、黄色くなりやすいといいます。

汗を分泌する「汗腺」には、汗とは異なり皮脂を分泌する腺もあります。この中のアポクリン腺からは、糖質やたんぱく質、脂質や脂肪酸などいろんな成分が分泌されます。その成分の中に「リポフスチン」という色素が含まれています。(看護師)
アポクリン腺は特に脇に集中しており、脇は肌と肌が触れ合う場所のために通気性も悪く乾燥しにくい状況にあります。そのため、アポクリン腺からの発汗と通気性の悪さから雑菌も繁殖しやすい状態になってしまいます。(看護師)
特に男性は脇毛が伸びていることが多いため、雑菌の付着する面積も多くなります。この状況でシャツなどが脇の汗を吸収すると、どうしても雑菌がシャツの脇の部分に集中して繁殖してしまいます。(看護師)

黄ばみを招く3つの要因。

ワキガや多汗症の場合は、特に黄ばみが強くなるといいます。また、黄ばみはデオドラント剤による場合も

汗に含まれる「リポフスチン」という色素は、ワキガの程度がひどくなるとこの成分も多く分泌されます。脇の多汗症(精神的な原因によって汗が出るもの)の場合も、汗が一気に出るため普通の汗ジミの色が強くなります。(看護師)
デオドラント剤によっては黄ばむこともあるようです。デオドラント剤の使用を約1週間止めて黄ばみがなくなるようなら、そのデオドラント剤が原因です。(看護師)
この3つの中でどれが原因なのか見分けるには、臭いがあるかどうかが重要なポイントです。ワキガの可能性がないのであれば、デオドラント剤や多汗症が疑われます。(看護師)

汗に含まれる色素によって生じる服の黄ばみ。雑菌が繁殖しやすい脇は色素もつきやすく、ワキガや多汗症の場合は特に強くなるといいます。デオドラント剤によって黄ばむ場合もあるというので、まずは自分の黄ばみの要因を把握し、汗を抑える対策や、デオドラント剤の使用を検討すると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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