口臭

2015/04/20

唾液を増やせば口臭が防げるって本当?

唾液を増やせば口臭が防げるって本当?

自分ではなかなか気がつきにくい口臭の悩み。歯磨きやマウスウォッシュなど、口臭の予防法には色々ありますが、唾液を増やすことも効果的というのは本当でしょうか。

30代男性からの質問:「口臭と唾液は関係ありますか?」

口臭が気になります。知人から口臭の原因は唾液の量が少ないからと聞きました。本当でしょうか。本当ならば唾液を増やすにはどうしたらよいのでしょうか。

唾液の自浄作用が口臭予防に。

唾液には、口臭の一因となる虫歯や舌苔を防ぐ、自浄作用があるといいます。

口臭は、虫歯や歯石、歯肉の炎症などが原因の90%を占めます。口腔内は適度な湿度と温度が保たれているため、食べカスなどに雑菌が繁殖し臭いを発生しやすいのです。歯磨きの磨き残しや舌苔(舌に発生する苔)などでも口臭が発生します。(看護師)
唾液の作用・役割には口腔内を清潔に保つ自浄作用というものがあります。これによって歯周病や虫歯、舌苔の予防ができます。歯周病や虫歯、舌苔は細菌や食べカス、口腔粘膜、老廃物に関係してきますので、これを予防できるということは口臭の予防にも大いに関連があると言って間違いはありません。(看護師)

食事や生活習慣の一工夫で、唾液を促す対策を。

唾液は、食習慣や生活習慣の一工夫で、意識的に増やすことができるようです。

唾液の分泌が不足することで口臭は発生しますので、口臭の対策としては、唾液を分泌しやすくするのが良いでしょう。ガムや飴は口腔内の唾液の分泌を増やします。(看護師)
こまめに水分摂取して脱水状態にならないように心がけましょう。脱水になってくると唾液の分泌量が減少してきます。酸っぱいものを食べる、よく噛むといったことでも容易に分泌を促すことができます。唾液腺のマッサージを行うことも効果的です。(看護師)
喫煙者であれば喫煙量を減らしてみましょう。喫煙も唾液の分泌量を減少させる原因になりますし、何より喫煙は口臭の原因となります。(看護師)
唾液の分泌を促すには、規則正しい生活を送り、できるだけストレスを解消してゆっくり過ごすことも大切です。少なくとも6時間は睡眠時間をとるようにするなどの習慣をつけて、自律神経のバランスを整えることが基本となります。(看護師)

口臭の一因は、虫歯や舌苔を引き起こす細菌や食べカスによるもの。唾液には、これら口臭要因を防ぐ自浄作用があるため、唾液を増やすことは口臭予防に期待できるようです。唾液の分泌は、食事や睡眠など日常生活の一工夫で促せるといいます。まずはできることから取り入れてみると良いでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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