薄毛

2015/04/19

薄毛の原因は男性ホルモン?

薄毛の原因は男性ホルモン?

男性ホルモンが薄毛、抜け毛の原因になっているというのはよくいわれていることですが、それは本当なのでしょうか。本当だとしたら、男性ホルモンがどのように働いて薄毛を招いてしまうのでしょうか。

30代男性からの相談:「薄毛とホルモンの関係は」

最近抜け毛が多くなってきたようで、薄毛対策に関心があります。男性ホルモンが多いと薄毛が進行しやすいと聞きますが、薄毛とホルモンの関係について詳しく知りたいです。よろしくお願いします。

ホルモンは薄毛にどう関与する?

男性ホルモンといっても1つではありませんが、男性ホルモンは本当に薄毛に関与しているのでしょうか。また、薄毛の悩みは、なぜ男性に起こりやすいのでしょうか。

男性ホルモンが多い方はひげや体毛が濃いといわれていますが、頭髪に関しては異なります。男性ホルモンの大部分を占めるテストステロンは、筋肉質の男性らしい身体を作り、皮脂の分泌や毛母細胞の分裂を活発にする作用がありますが、頭髪に関しては髪を育成するタンパク質を阻害したり、皮脂の分泌過剰で毛穴を詰まらせたり抜け毛を増やす原因になってしまうのです。(看護師)
男性ホルモンのテストステロンが薄毛、脱毛の原因となるのに比べて、女性ホルモンのテストステロンは髪を美しく保つ、毛が抜けるまでの期間を長くするという作用があります。こういったホルモンの働きの違いから、男性のほうが薄毛に悩まされやすいというわけです。(看護師)
前頭部、頭頂部、側頭部は、特に男性ホルモンのテストステロンの影響を受けて薄毛になりやすい部分です。これらの部分の薄毛はM型、O型、その混合型に分かれています。(看護師)

薄毛を解消するには?

男性ホルモンのテストステロンの作用が、薄毛に大きく影響しているとのこと。それでは、薄毛を解消するにはどのようなことに注意すれば良いのでしょうか。

男性ホルモンのテストステロンの分泌を抑制するには、筋トレなどの激しい運動をしないこと、性的刺激を避けることなどがあります。しかし、テストステロンの分泌を抑えることで疲れやすく、性欲がなくなったりEDの症状が現れたりします。精神的にもうつ状態や不安感が起こるなど、不安定になりやすくなります。(看護師)
男性ホルモンといっても1つだけではなく、それに加えて成長ホルモンが関与して育毛を促しています。1つのホルモンの量だけが増減しても薄毛は改善しません。大切なことは、ホルモンバランスを保つことです。(看護師)
薄毛になったからといって、直接ホルモンが影響しているわけではありません。むしろ、食生活や日常的な生活習慣、ストレス、間違った頭皮のケアのほうが髪に悪影響を与えやすいのです。不規則な生活であったり、外食やインスタント食品の摂取が多いようでしたら、まずはこれらの生活習慣を見直してみましょう。(看護師)

薄毛改善のためには、単に男性ホルモンのテストステロンを抑制すれば良いというわけではありません。日頃の生活習慣や食生活を見直し、ホルモンバランスを整えていくことを目指すのが第一のようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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