口臭

2015/04/13

食べ物で口臭がきつくなる原因は?歯磨きは無駄なのか?

食べ物で口臭がきつくなる原因は?歯磨きは無駄なのか?

食べ物によっては、口臭がきつくなる場合が確かにあります。今回は、なぜそのような現象が起こるのか、口の中に臭いが残るのか、それとも体内から上がってくる臭いなのか、そのあたりの原因を詳しく知りたいという男性からの相談です。

30代男性からの相談:「食べ物で口臭がするのはなぜか」

食べ物で口臭がきつくなるのはなぜでしょうか。口の中に臭いの成分がつくのか、体内に入ってから息の臭いがきつくなるのか、原因を詳しく知りたいです。場合によっては、歯磨きなどはあまり意味がないような気がしています。

臭いの強い食品や消化の悪い食品は口臭の原因に。

納豆やチーズなどは口の中に臭いが残り口臭の原因になりますが、ニンニクやニラの場合体内に入ってからニオイ成分が呼気に混じって排出されるため、息が臭います。消化の悪いものは胃の不調を引き起こし、やはり口臭の原因になりがちです。

口臭の原因となる食べ物として、ニンニク、ニラ、らっきょう、キムチ、アルコールなどがありますが、これらは体内に取り入れることで臭いのある成分に変わり、呼吸する際に吐息となって口臭が発生します。(看護師)
納豆、チーズなどは元々臭いの強いものですが、30分程度で唾液の浄化・消臭作用、消化により臭いはほぼわからなくなります。栄養ドリンクや漢方は薬品の臭いが強く口臭として残りやすいです。(看護師)
臭いの強いものや、脂肪を多く含む食品、高カロリーのものは避けたほうがよいですし、動物性脂肪は消化が悪く、翌日まで臭いが残ったり、胃がもたれたりしますから、夕食には控えるようにしましょう。(看護師)
臭いのきついものは、口の中に臭いそのものが残ったり、体内で分解される時に臭いを発生させるものがあります。納豆でしたら、臭いそのものが口の中に残りますから、歯磨きによって、消臭効果があります。(看護師)
にんにくなど、体内で分解される時に臭いを発生させるものでしたら、臭いを分解させる食品、マッシュルームや緑茶、青汁、牛乳などの組み合わせで消臭効果があります。果物でしたら、リンゴやナシ、パイナップルに口臭予防効果がありますし、レモンは唾液を分泌させ、口の中をさわやかにします。(看護師)

歯磨きが無駄になるということは決してない。

口の中に臭いが残る場合以外でも歯磨きは無駄ではありません。食物のカスや、ばい菌のかたまりである歯垢をしっかり落として清潔にすることは、口臭対策において大変重要です。

歯磨きは、虫歯などの口のトラブルを防ぐ意味でも、無駄ではありません。歯磨きの際には、隅々までしっかり磨いて、歯垢が残らないようにしてください。(看護師)
口の中の食物残渣は口臭の原因として大半を占めます。歯ブラシだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロス(糸ようじ)も有効となってきますのでぜひ試してみてください。(看護師)

現実には、臭いのする食品をすべて避けることは不可能です。それぞれの食品が口臭を発生させるメカニズムを理解していれば、効果的に口臭を予防したり、食べてしまった後に臭いをできるだけ緩和したりするのに役立ちます。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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