中性脂肪が高い原因は? 日々の生活を見直して中性脂肪を減らそう!

  • 作成日:2015.04.11
  • 更新日:2017.08.08
メタボリック

中性脂肪の基準値は150mg/dl未満です。これを超えると異常値となり、一般的に「中性脂肪が高い」状態になってしまいます。

中性脂肪はなぜ高くなるのでしょうか? その原因を知ることで、高い中性脂肪を改善するヒントが得られるでしょう。ここでは、中性脂肪が高い理由や中性脂肪が高いことで身体に現れる悪影響を見ていき、改善方法をご紹介していきます。

健康診断などで中性脂肪が高いといわれてしまった方や健康に気を遣っている方は、ぜひご一読ください。

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中性脂肪が高い理由はなにか?

中性脂肪が異常値を示す状態は、脂質異常症と診断されます。なぜ中性脂肪は高くなってしまうのでしょうか?

日本肥満症予防協会では、脂質異常症の原因について次のように説明しています。

脂質異常症の8割以上は生活習慣に関連した原因によるもので、中でも食事に関わる要因が一番多い

参考:「肥満と脂質異常症」(日本肥満症予防協会)

また、厚生労働省が提供する健康情報でも、中性脂肪が高くなる原因について次のようになっています。

中性脂肪の高値の原因としては、カロリーのとりすぎ、特に甘いものや酒・油もの・炭水化物のとり過ぎがあげられます。砂糖の入ったソフトドリンクを飲む習慣のある人も多い傾向があります。

参考:「脂質異常症」(厚生労働省)

つまり、中性脂肪が高くなるのは、ほとんどの場合が日々の食生活が原因となっているのです。

他に中性脂肪が高くなる原因として考えられるのは、

  • 遺伝
  • 加齢
  • 運動不足
  • ストレス

といったものです。中性脂肪に悩む多くの人は、食生活と同時に上記の原因(特に運動不足)を抱えているといえるでしょう。

中性脂肪が上がる食事や食習慣

中性脂肪が高くなる原因についてご紹介しましたが、具体的にはどのような食事や食習慣が中性脂肪を高めてしまうのでしょうか。以下にまとめてみました。

摂取するエネルギーが大きい

そもそも、中性脂肪とは、余分に摂取されたエネルギーが血液中に存在している状態です。消費するエネルギー(カロリー)よりも、摂取するエネルギー(カロリー)が高ければ、必然的に中性脂肪は高くなってしまうのです。

カロリーマネジメントは中性脂肪を下げたい時には、重要視した方がいいでしょう。

摂取カロリー ≦ 基礎代謝カロリー + 運動消費カロリー

という状態が理想だと言えます。もちろん、摂取カロリーの方が大きくても問題はありませんが、なるべく余分なエネルギーは小さくしていくことが大切です。

普段、食べすぎには気をつけていても、カロリーには気を配っていない場合は、少ししか食べていないのにカロリーの多いものばかり食べているために中性脂肪が高くなっているということも考えられます。

人間の社会環境は数百年で変化してきたものの、生物のヒトとしての機能はそのような短期間では変化しません。

人間には、飢餓状態を回避するために余分なエネルギーを蓄積するシステムを持っています。だからこそ、エネルギーの収支には気を配ら寝kれば、あっという間に中性脂肪は高くなってしまうのです。

甘いもの・油っこいもの・炭水化物を好む

中性脂肪が高くなる食習慣というのは、甘いもの・油っこいもの・炭水化物という3つを多く摂ることです。

中性脂肪という言葉の響きからすると、油っこいものが危険なのはイメージしやすいかもしれません。なぜ、甘いものや炭水化物も要注意なのでしょうか。

それは、それぞの栄養素が持つエネルギー(カロリー)に関係しています。

三大栄養素とその1gあたりのカロリーとは、以下のようになっています。

脂質 9kcal
炭水化物 4kcal
たんぱく質 4kcal

こうして見るように、脂質は最も大きなエネルギーを持っています。たとえ量が少なくても、摂取カロリーはかなり大きくなってしまいます。

また、脂質がよくないからと、炭水化物やたんぱく質を多く摂ると、やはりカロリー過多になってしまいます。

炭水化物は糖質と食物繊維を合わせたものをいいます。炭水化物を摂るということは、糖質を摂るということなのです。

以下に、3つの栄養素を違う量摂取した時のカロリーの例をまとめました。

脂質 50g 450kcal
炭水化物 75g 300kcal
たんぱく質 60g 240kcal

スナックやケーキなどのお菓子を食べているとすぐに太ってしまうというのは、脂質や糖質
いかにバランスよく栄養素を摂るべきかお分かりいただけたかと思います。

参考:「エネルギー」(江崎グリコ)
参考:「三大(五大・六大)栄養素」(厚生労働省)

飲酒の習慣がある

飲酒の習慣があると中性脂肪尾は高くなる傾向にあるといわれています。これは、上で紹介したようなカロリーの問題になります。

アルコールは液体ということもあり、意識せずにどんどん飲んでしまえるため、過剰なカロリーを摂取する原因になってしまうのです。

砂糖の入った飲み物を常飲する

食事のおともに飲んでいるものによっても、中性脂肪は高くなっていきます。砂糖の入った清涼飲料水を毎食ごとに飲んでいるとすると、それだけの砂糖を特に意識することなく摂取していることになります。

早食い・暴飲暴食

早食いや暴飲暴食は、食べる量が多くなりがちです。とのために、摂取カロリーも自然と高まってしまい、余分なカロリーを摂取してしまうのです。

早食いや暴飲暴食は、満腹中枢が刺激されるまでの数十分の間、満足感が得られないため、食べ続けてしまいます。

早食いが習慣になっている人は、改めるか食べる量を抑えるなどの工夫が必要になります。

中性脂肪とアルコールの関係性

よく「アルコールは太らない」などといわれることがあります。それはアルコールのカロリーが身体に蓄えられないもの=「エンプティー・カロリー」だからです。

しかし、気をつけなければならないのは、アルコールのカロリーすべてが身体に蓄えられないかというと、そういうわけではないということ。

一般的に、アルコール1g中におよそ7kcalのエネルギーがあるといわれています。そのうち身体に蓄えられないものは30%程度と考えられています。

つまり、実質的にアルコール1gあたりのカロリーは5kcalほどです。

ということは、同じ量の炭水化物と比較すると、ややカロリーが高いということになります。ものにもよりますが、ビール500mlには20gのアルコールが含まれています。となると、だいたい100kcalを飲み干すことになります。

お酒を飲む量は少量なら問題は少ないかもしれませんが、大量に飲むことでカロリーを摂取してしまいます、加えて、おつまみなどでより多くのカロリーを摂取してしまうことになってしまうのです。

参考:「アルコールのカロリー」(厚生労働省)

食後に中性脂肪が高い理由

食後に中性脂肪が高くなるという食後脂質異常症に注目が集まっていることをご存知でしょうか?

食後に中性脂肪が高くなるのは普通では? と思われるかもしれませんが、食事の前後での中性脂肪の数値推移は以下のようになっています。

  1. 12時間以上の絶食=最低値
  2. 食後30分で上昇し始める
  3. 食後2~3時間=空腹時の1.5倍程度
  4. 食後4~6時間=最高値

中性脂肪の数値は食後6時間ほどで最も高くなるのですが、食後脂質異常症では、食後の中性脂肪のピークが高く、さらに長く続いてしまいます。食事の2~3時間後に中性脂肪の数値が最高値になる人は、食後脂質異常症の疑いがあると考えられるでしょう。

食後脂質異常症の場合、血中にはカイロミクロンレムナントというリポタンパク質粒子が多くなっています。

カイロミクロンレムナントが食後に大きく上昇する人は冠動脈疾患との関連があると考えられているようです。

参考:「脂質異常症治療のQ&A」(日本動脈硬化学会)

中性脂肪が高いのにコレステロールが低い原因は?

中性脂肪が高い原因はお分かりいただけたでしょうか。

しかし、中性脂肪が高いのに、コレステロールが低いという場合があります。インターネット上でも、同じ悩みを抱えている方が多くいるようです。こうした状態はなぜ生まれてしまうのでしょうか。

コレステロールは肝臓で生成されています。そもそも、コレステロールと中性脂肪とは、まったく別の成り立ちがあるということを理解しておきましょう。

中性脂肪はエネルギー源として利用され、使われないと脂肪として蓄えられます。

一方のコレステロールは細胞の維持のためにLDLコレステロールによって肝臓から全身に回ります。その後、HDLコレステロールが肝臓に戻します。

つまり、中性脂肪とコレステロールとは相関関係にはないのです。ということは、中性脂肪が高いのにコレステロールが低いという状態は、単純に中性脂肪が高い状態とコレステロールが低いという状態が同時に現れているだけということになります。

中性脂肪が高い原因はすでに説明しましたので、ここでは、コレステロールが低い原因を見ていきましょう。

総コレステロールやLDLコレステロールは高値ばかり気にしてしまいがちですが、実は少なすぎも問題とみなされることがあります。

コレステロールとは、上でも説明したようにある程度は身体に必要なものです。LDLコレステロールが低すぎる原因としては以下の可能性が考えられています。

  • 甲状腺機能亢進症
  • 肝硬変
  • 肝炎

健康診断などでコレステロールが低いとして再検査を受けるように言われた人は、身体のことについて医師に相談してみるのもいいかもしれません。

参考:「「異常なし」でも要注意?!健康診断」(沢井製薬)

中性脂肪が高いとどんな症状が現れる?

ここまで中性脂肪が高くなる原因について見てきましたが、中性脂肪が高いことでどのような影響が現れるのでしょうか。

中性脂肪の働き

中性脂肪はすでにご紹介している通り、身体のエネルギー源です。エネルギー不足に陥って行動できなくなってしまうのを防ぐためのシステムのひとつとして機能しています。

また、以下の栄養素を摂取する際にも中性脂肪は必要不可欠なものです。これらの栄養素は水に溶けにくく、脂肪に溶けやすいため、体内に吸収するにはどうしても脂肪が必要になるのです。

脂溶性ビタミン

  • ビタミンA
  • ビタミンD
  • ビタミンE など

必須脂肪酸

  • ω-6脂肪酸(リノール酸 など)
  • ω-3脂肪酸(DHA、EPA など)

参考:「中性脂肪 / トリグリセリド」(厚生労働省)

高トリグリセリド血症とは?

中性脂肪は身体にとって必要な働きをしている、といってもやはり多すぎても問題です。中性脂肪が150mg/dl以上では高トリグリセリド血症と診断されます。

この高トリグリセリド血症では、以下のリスクが高まるといわれています。

  • 動脈硬化性疾患
  • メタボリックシンドローム

中性脂肪が高いとリスクが高まる病気

高トリグリセリド血症自体が生活習慣によるものですが、メタボリックシンドロームは発展するとさらなる生活習慣病を引き起こすと考えられています。以下は厚生労働省が提供する情報にある、メタボリックシンドロームでリスクが高まる病気です。

  • 糖尿病
  • 高血圧症
  • 脂質異常症
  • 虚血性心疾患
  • 脳血管障害
  • 高尿酸血症
  • 腎臓病
  • 認知症
  • がん

参考:「メタボリックシンドロームに由来する生活習慣病」(厚生労働省)

中性脂肪が高い=太っているというわけではない

中性脂肪が高いと肥満だというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

脂肪のたまり方は性別や個人によって傾向が違います。たとえば、女性に比べると男性は内臓脂肪がつきやすいといわれています。内臓脂肪は体型に現れにくく、痩せている人がCTなどで初めて内臓脂肪の多さに気づくというケースもあります。

反対に、太っていても中性脂肪が低いという人もいます。

中性脂肪が高くなりにくい食事をしているのであれば、肥満であっても中性脂肪は低くなるのです。

体型と中性脂肪値とは必ずしも比例するわけではないのです。

高い中性脂肪を改善する方法

中性脂肪が高いことで色々なリスクが高まることが分かりました。では、中性脂肪を下げるにはどうすればいいのでしょうか。

中性脂肪を下げる食事

中性脂肪が高くなる原因の8割は食事や食習慣とご紹介しましたが、それは逆に、食事や食習慣を見直せば改善ができるということです。

まずは、中性脂肪が上がりにくい食事を心がけましょう。

そのうえで、中性脂肪を下げる食べ物を摂るのがいいでしょう。例えば、以下のような食べ物があります。

  • 青魚
  • 植物性油(ピーナッツ・ヤシ油以外)

参考:「脂質異常症の食事療法」(日本栄養士会)

中性脂肪が高い人にオススメのサプリ

しかし、急に食生活を変えるのは難しいでしょう。中には面倒くささのあまり、食事はそのままという人も多いのではないでしょうか。

そんな時には、サプリを摂るのがいいでしょう。サプリは健康食品です。食事で摂取する栄養素を数粒のカプセルで補うことができるので、手軽に続けることができます。

特に、オトコクラスでおすすめしているのは、高スペックDHA・EPAサプリの「きなり」です。

「きなり」なら1日4粒を続けるだけ。数値が気になる人が摂取すべきDHAやEPAといった栄養素が豊富に配合されています。

「きなり」についてもっと詳しく知る

他の中性脂肪対策にいいサプリやトクホと内容を比較してみましょう。

1回あたりのDHA・EPA量 1日あたりのコスト
「きなり」 510mg
(4粒)
66円
(定期コース、初回のみ)
「みやびのDHA&EPAオメガプラス」 328mg
(4粒)
56円
(定期コース)
「イマークS」 860mg
(1本・100ml)
100円
(初回のみ)

上の表で見ると、「きなり」はバランスのいいサプリだということが分かります。

「みやびのDHA&EPAオメガプラス」は安いものの、DHA・EPAの配合量はそこまでありません。

「イマークS」は、DHA・EPAの配合量が圧倒的である反面、高価です。

「きなり」はある程度安価で、なおかつ血液の改善が大きく期待できる成分が豊富に配合されているという点で信頼のおけるサプリです。その信頼性の高さが92.3%というリピート率につながっているのでしょう。

中性脂肪を下げたいのであれば、和食中心の食生活を送るのが理想です。「きなり」には青魚と納豆、大豆の成分が豊富に含まれています。つまり、「きなり」のカプセルひとつひとつに健康的な和食が凝縮して詰められているといえるのです。

一食を考えて摂るのは、忙しい私たち現代人にとっては難しいことですが、こうして摂取しやすいサプリになっていれば、手軽に始められますよね。「きなり」はサプリにオレンジの成分も配合して、ほんのりオレンジの香りもあります。「きなり」は飲みやすさでも手を抜くことがありません。だからこそ、多くの人に利用されているのです。

「きなり」公式サイトへ

こうしたサプリに加えて、自分のペースで他の中性脂肪を下げる方法を試していくことで、より効率よく中性脂肪対策を進めていくことができますよ。

中性脂肪を下げたいなら運動も大切

上記のような食事、サプリの対策と同時に運動を行うのも効果的です。

特に、有酸素運動を日々の生活に取り入れることで、中性脂肪を下げる手助けをすることができるでしょう。

軽い運動を1日30分以上続けるのが中性脂肪対策には適しているといわれています。

中性脂肪が高い人のための薬

また、市販薬で中性脂肪を下げるものも販売しています。

それが、大正製薬の「エパデールT」というOTC医薬品(一般医薬品)です。

EPAを配合した薬になりますが、もし服用したいという場合には薬剤師に相談の上、用法容量を守って正しく使うようにしましょう。

簡単に中性脂肪を下げる方法についてご紹介しましたが、以下のページで詳しくご紹介していますので、チェックしてみて下さい。

まとめ

中性脂肪が高い原因から、コレステロールとの関係、中性脂肪の下げ方とご紹介してまいりました。

中性脂肪は高いことで今すぐに身体に異常をきたすものではありません。ですが、だからこそ放置してしまいがちです。放置し続けることによって、健康状態は次第に悪化していくと考え、特に顕著な異常が現れないうちに対策をとるようにしましょう。

中性脂肪は日々の生活、特に食を改善することで下げることができます。中性脂肪を下げるための方法をチェックして、今日から取りかかるのをおすすめします。

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