体臭

2015/04/04

緑茶のカテキンが加齢臭に効く?

緑茶のカテキンが加齢臭に効く?

話す時に口元を隠してしまったり、声が小さくなってしまったり、口臭を気にしていると社会生活にも影響が出てきます。緑茶に含まれることで有名な成分カテキンに口臭予防の効果があるというのは、本当でしょうか。

40代男性からの質問:「カテキンは口臭予防になりますか?」

カテキンが体臭や口臭予防になると聞きました。普通の緑茶を飲んでいれば効果はありますか。それとも別の方法で摂取したほうがよいのでしょうか。

年齢を重ねるとともに気になりだす口臭の悩み

若い頃はそんなことなかったのに、年齢とともに増えてくる臭いの悩み。自分では気にならなくても、家族に指摘されて気づくこともあるようです。この臭いの正体はいったい何なのでしょうか。

男性は30代頃より男性ホルモンによって皮脂の分泌が促進されるようになります。この皮脂が独特な臭気を持つのですが、この臭気のことを「加齢臭」と呼んでいます。ホルモンバランスは、身体の調子を整えるために出ているものなので男性ホルモンを抑えるわけにはいきません。よって、この皮脂をいかに抑えるかというのがポイントとなります。(看護師)
口臭は「口腔から呼気とともに発する悪臭の総称」と医学的に定義されています。国際的にはいくつかの分類があるのですが、一般的に日常生活に影響を及ぼす口臭は「生理的口臭」と「病的口臭」の2つに分類されています。(看護師)

口臭にカテキンは効くのか?

年齢とともに気になり始める臭いは加齢臭の1つで、原因は男性ホルモンにあるようです。口臭予防対策として、緑茶などに含まれるカテキンを摂ることは効果があるのでしょうか。

カテキンは一般的に消臭、殺菌作用があることで知られています。カテキンを摂取すると胃の中で作用するので、胃からくる口臭予防には効果があると考えられますが、皮脂の分泌を抑制する効果はないので体臭を抑制する効果はありません。(看護師)
口臭は胃からくるものの他に、唾液の分泌低下や口腔内のトラブルでも起こります。よって、歯磨きをまめにしたり、口腔内にトラブルがないかチェックすることが、口臭を防ぐ一番の方法と考えます。(看護師)
緑茶にはカテキンやカフェイン、フラボノイドなどが含まれています。カテキンは口の中の雑菌が繁殖するのを防いでくれ、フラボノイドには消臭効果があり、口臭対策に効果があります。なお、フラボノイドとはポリフェノールの一種であり、加齢臭を低減するものとして期待されているそうです。(看護師)
食後に緑茶を1杯飲むと、口臭を抑える効果があるといわれています。また、出がらしをそのまま口にいれて噛むと、より口臭予防に効果があるといわれています。(看護師)

すべての加齢臭にカテキンが効果的というわけではなさそうですが、口臭予防にはある程度、効果があるとされているようです。日頃の口腔内ケアとあわせて、食後に1杯の緑茶を飲むことを習慣にしてみてはいかがでしょうか。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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