口臭

2015/04/02

この口臭の原因、もしかして胃がんかも?

この口臭の原因、もしかして胃がんかも?

口臭ケアは大切なエチケットですが、意識して歯磨きなどしていても気になることはあるもの。口臭の原因のひとつに胃がんがあると聞くとドキッとしてしまいますが、本当にそんなことがあるのでしょうか。

50代男性からの相談:「胃がんと口臭の関係について」

最近、自分の口からひどい臭いがするような気がしています。気になって調べてみたところ、口臭は胃がんと関係があることもあるようです。普段から口臭には気を配っていて他に思い当たる原因がないのですが、胃がんを疑った方がよいでしょうか。胃がんと口臭の関係について教えてください。

胃がんは口臭がする?

あってほしくないことですが、もしも胃がんだったとしら、口臭がきつくなるということはあり得るのでしょうか。その他の内臓疾患の場合はどうなのでしょう。

口臭がきついからといって、すぐに胃がんというわけではありません。ただし、胃腸の調子が悪い時、肝臓疾患や肝機能低下がある時などに口臭が起こる可能性はあるので、体調に心当たりがあるようでしたら人間ドックなどの健診を受けてください。(看護師)
最近は逆流性食道炎による胃酸の逆流や胃潰瘍で口臭を感じる人が多くなっています。食道炎であれば、起床直後のはき気やムカつきを伴うことが多く、胃潰瘍は食直後に胃の痛みや食前に胃のムカつきを訴える人が多いです。一度、胃カメラは受けておいた方がよいかもしれません。(看護師)
確かに、胃がんで胃酸が出ることで口臭がきつくなることもあります。しかし、そこまで進行すると、大抵の人は自覚症状を伴うことがほとんどです。ただし、胃がんでは自覚症状がなく進行するケースもありますので、自覚症状がなくとも、一度病院を受診しておくことをおすすめします。(看護師)

日常生活に口臭の原因が

胃がんの他にも、さまざまな内臓疾患で口臭がきつくなる可能性があるようです。また、気づいていない普段の生活習慣が口臭の原因となっていることもありそうです。どんなことが口臭につながるのでしょう。

歯垢、歯石、歯槽膿漏、歯肉炎、舌苔(舌についた白いもの)、唾液の分泌低下など、口臭の原因には口の中の問題もあります。(看護師)
不規則な生活習慣、食生活、ストレス、便秘などでも口臭は強くなります。思い当たる原因がないとのことですが、一度、日頃の生活習慣や食生活を振り返ってみてはいかがでしょうか。(看護師)
身近な対策として、バランスのとれた食事をとるようにしましょう。脂肪を多く含む食品や、臭いのきつい食事、夜遅い時間の飲食、暴飲暴食は消化が悪く、翌朝まで臭いが残ります。緑黄色野菜や果物を中心に海藻類、キノコ類、乳酸品をとって腸内環境を整え、便秘しないようにしてください。唾液の分泌を促すためによくかんで食べ、水分も適宜とりましょう。ガムをかんだりレモンを食べると唾液の分泌を促します。 (看護師)
コーヒーに含まれるカフェインは、舌に付着して口臭のもとになります。コーヒーを飲む時は、飲みながら水を飲んだり、飲んだあとに歯磨きやうがいをするといいでしょう。(看護師)
ストレスをためないよう好きなことで気分転換したり、睡眠をとって疲れを残さないようにしてください。(看護師)

口臭の原因は、内臓疾患や歯科疾患、生活習慣など多岐に渡るとのこと。日頃の生活を振り返ってみるのはもちろんですが、定期的に内科、歯科の検診を受けておくのが安心なようです。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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