体臭

2015/03/31

汗の量や臭いを抑えるには?

汗の量や臭いを抑えるには?

汗かきの人ほどついてまわる臭いの悩み。汗の量や臭いを抑える方法はあるのでしょうか。

40代男性からの質問:「汗かきの対策について」

元々汗かきですが、年齢や体重が増えたせいか、数年前から汗をかく度合が急に増えてきました。シャツがビショビショになり、自分でもわかるほどの臭いを発します。発汗を抑える方法、また、汗をかいた後で臭いを抑える方法を教えてください。

発汗対策にはミョウバン水を。

汗そのものを抑えるには、殺菌・収斂作用のある焼きミョウバンが良いようです。しかし、発汗量の度合いによっては、多汗症の疑いもあるといいます。

汗そのものを抑えるのに、焼きミョウバンという食品添加物が有効と言われています。殺菌・収斂(肌を引き締め、整える)作用があるので、昔から制汗や消臭予防に使われてきました。この焼きミョウバンを水に溶かしてミョウバン水を作り、汗の気になる部分にスプレーするのがおすすめです。(看護師)
体重が増えると脂肪が熱を蓄積しやすくなるため、体温調節のために汗の量が増える場合があります。しかし、日常生活に支障をきたすほどの発汗量は、汗を特に多くかく病気として「多汗症」の可能性もあります。これは皮膚科にかかることで改善が期待できます。(看護師)

汗臭対策は着替えから食生活の改善まで様々。

臭いの対策には、汗の酸化や雑菌の繁殖を防ぐことが重要だといいます。また、身体の洗い方や食生活でも体臭の改善が期待できるようです。

汗の酸化と細菌の繁殖が体臭原因の一つと言われており、この2点の対策が最も効果的です。(看護師)
汗をかいた後は放置せず、可能であれば肌着や上衣を変えると、臭いはかなり抑えられます。また、脇毛に細菌が繁殖しやすいため、剃ることでも臭いが軽減できます。(看護師)
日常ケアも非常に大切です。頭髪や身体は、よく泡立てた肌に優しい石鹸やボディソープでこすらずに洗いましょう。健康な皮膚には、体臭を防ぐ表皮ブドウ球菌が存在しますが、入浴やシャワーで8割の菌が流されます。残り2割の菌をゴシゴシときれいさっぱり落としてしまうと、臭いのもととなる黄色ブドウ球菌と真菌が増殖し、その結果体臭が強くなってしまいます。(看護師)
汗をかいた後、体臭予防のスプレーやシートを両方使用している場合は、臭いがぶつかって混じり合うことで、体臭が強くなる場合も。併用するならどちらかを無香料のものにし、香りも天然の香りに近いもの(ミントやユーカリなど)が良いと思います。(看護師)
食生活も体臭に影響します。高たんぱく・高脂肪食品、塩分や糖分を多く含むものは、臭いの原因となります。栄養バランスを整え、野菜・果物などのアルカリ性食品や良質な植物性脂肪、ミネラル分豊富な食品の摂取を心掛けましょう。塩分と糖分の量は控え目に、臭いや刺激の強い食品もなるべく避けましょう。ゆっくりとよく噛んで食べ、アルコールや喫煙も極力避けるのが効果的です。(看護師)

発汗や汗の臭いを抑えるには、日常ケアの仕方や食生活を見直し、一工夫することで改善が期待できそうです。しかし、発汗量の度合いによっては多汗症の場合もあるといいます。まずは日常でできる対策を試してみて、それでも改善しない場合は、皮膚科を受診するのもひとつの手です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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