体臭

2015/03/29

足の臭い対策に“酢”は効果的?

足の臭い対策に“酢”は効果的?

毎日、革靴を履いているサラリーマンの中には足の臭いが気になるという人も少なくありません。酢の殺菌作用が足の臭い対策に効果があるといわれますが、実際はどうなのでしょう。専門家に聞いてみたところ、意外にも意見は2つにわかれました。

40代男性からの相談:「足の臭い対策に酢はどう使えばいい?」

昔から足が臭くて悩んでいます。足の臭いを消すには酢が効果的だそうですが、どんな風に使えばよいのでしょうか。みなさんどうやって使っているのでしょうか。

手軽にできるのが“足湯”。爪の手入れをするとより効果的。

足の臭い対策に酢を使う簡単な方法として足湯がよいとの声があがりました。足の爪は雑菌の温床となりやすいため、手入れをするとより効果的です。

人間の皮膚にはたくさんの細菌が生息しており、これは老若男女共通です。通常と比べて温度が高く、湿度が多い状態、いわゆる「むれている」状態が続いてしまうと、古い皮などが汗とともに自然と剥がれ落ち、その古い皮を元として臭いを出す雑菌が繁殖しやすくなります。これが臭いの原因で、足の臭いも同様です。(看護師)
酢の高い殺菌効果を利用して足の臭いを取ることができるといわれています。足の臭いの原因となる足についた雑菌やバクテリアを酢の力で滅菌することで、臭いが解消されます。(看護師)
酢を使って足の臭いを取る簡単な方法は「足湯」です。洗面器に湯をはって、大さじ2杯程度の酢を加えます。足を入れたら手で洗うとより効果的です。(看護師)
足湯の後は爪を切ったり、爪と皮膚の間の汚れを取り除く最高のタイミングです。爪と皮膚の間は汚れが溜まりやすく、雑菌やバクテリアの宝庫となります。臭いが一番強いのもその部分といわれています。(看護師)

酢の効果は一時的との意見も。臭いの原因を取り除くことが大切。

一方で足湯の滅菌効果は一時的なものと疑問を投げかける意見もありました。臭いの元となる雑菌を取り除くことも大切なようです。

酢は殺菌作用があるため、湯に酢を混ぜ、足を入れて温める足浴をしている人もいますが、それで一時的に滅菌されたとしても、すぐに再び細菌が繁殖し、臭いを帯びる可能性が非常に高く、医学的に考えるとあまりおすすめできません。(看護師)
臭いの原因である雑菌を取り除く方法としては、以下の3点が考えられます。
・通気性のよい靴や靴下を選ぶ。
・足を毎日石鹸などでよく洗い、タオルでよく水気を切り、乾燥させる。
・同じ靴を毎日履き続けず、何足かをローテーションで履くようにする。もしくは靴の中敷きをこまめに交換する。
まずはこの3点を試してみることをおすすめします。 (看護師)

酢の滅菌作用を利用した足湯を対症療法として活用しつつ、根本解決を目指して雑菌の繁殖を防ぐ工夫をするのがよいようですね。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加