体臭

2015/03/28

年々気になる加齢臭…“柿渋石鹸”は効果ある?

年々気になる加齢臭…“柿渋石鹸”は効果ある?

年齢とともに気になってくる加齢臭。臭い対策によいとされるものはたくさんありますが、“柿渋石鹸”もその1つ。はたしてどのくらいの効果があるのでしょうか。専門家に聞いてみたところ、意外にも意見はわかれました。

40代男性からの相談:「柿渋石鹸の効果について」

40代になって加齢臭や口臭によりいっそう気を配るようにしています。入浴用の石鹸もできるだけ体臭を少なくするものを選ぼうと思っています。柿渋石鹸がよいと聞きましたが、どのくらいの効果があるでしょうか。

消臭効果をもたらすのは“柿タンニン”。自分に合った商品選びを。

柿渋石鹸の消臭効果は柿タンニンという成分によるものです。石鹸だけでなく、多くの商品に活用されているため、自分に合ったものを選ぶのがよいとの意見が寄せられました。

柿渋に含まれる柿タンニンは、悪臭成分と化学的に結合し、別の成分に変化することで、悪臭成分を元から絶つ消臭効果があるといわれています。(看護師)
柿タンニンには微生物やウイルスを寄せ付けない殺菌・防菌効果があり、汗や古い角質の分解・発酵を抑え、悪臭の発生を抑える効果があります。(看護師)
柿タンニンを用いた加齢臭を抑える消臭石鹸や、足の臭いを防ぐ靴の中敷きなど、さまざまな商品が開発され、販売されています。たくさんのメーカーが手がけており、それぞれ特徴があるようですので、ご自身に合ったものを使用することをおすすめします。(看護師)

加齢臭に医学的な定義はまだなく、柿渋の効果を疑問視する声も。

その一方で、加齢臭には医学的定義はなく、柿渋も医学的なデータは見当たらないと指摘する声も。現時点で柿渋による臭い対策は医学的根拠が十分とはいえない民間療法といえそうです。

「加齢臭」とは医学的な言葉ではなく、どのような臭いが加齢臭なのかといった定義はありません。男性は30代になると男性ホルモンによって、皮脂の分泌が促進されるようになります。この皮脂が持つ独特な臭気を「加齢臭」と呼んでいます。身体の調子を整えるために出ている男性ホルモンを抑えるわけにはいきませんので、この皮脂をいかに抑えるかがポイントとなります。(看護師)
渋柿の成分が加齢臭に効く、という医学的なデータを探してみましたが、見つけることができませんでした。それよりも加齢臭を減らすためには、まずは毎日しっかりとシャワーを浴びたり入浴をすることで皮脂を落とすことを念頭に置き、今以上に身体を清潔に保つことが一番の対策です。(看護師)
毎日同じ服やシャツを着ていると臭気を放つ雑菌が繁殖しやすくなります。最低でも2着以上を着まわすのがオススメです。 (看護師)

加齢臭の医学的定義や、柿渋の効果を裏付けるデータはまだないものの、柿渋に含まれている成分には消臭効果があるようです。自分に合った商品を選ぶとともに、日ごろから清潔を心がけましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加