健康

2015/03/28

超悪玉コレステロールの正体とは?

超悪玉コレステロールの正体とは?

悪玉コレステロールは血中のコレステロール量を増やし、動脈硬化などを引き起こす原因となることで知られています。悪玉コレステロールの中でも「超悪玉コレステロール」と呼ばれるものがあるのですが、一体どのようなものなのでしょうか。

40代男性からの相談:「超悪玉コレステロールとは何ですか?」

悪玉と善玉のコレステロールがあることは知っていましたが、超悪玉とはどの様なコレステロールなのでしょうか。 超悪玉コレステロールがどの程度あるか、検査で調べることはできるのでしょうか。

心筋梗塞などを引き起こしやすい

超悪玉コレステロールは悪玉コレステロールより更に小型で、心筋梗塞などを引き起こす原因となります。超悪玉コレステロールの検査は内科などでできるので、医師に相談してみるとよいでしょう。

悪玉コレステロール(LDL)の中でも小型で比重の高いものが超悪玉コレステロールと言われ、通常サイズのものよりも心筋梗塞などを引き起こす確率が高いと言われています。通常の検査では小型化したLDLを測ることはできず特殊な検査が必要なので、検査される場合は事前に病院に申し出てください。(看護師)
悪玉コレステロール(LDL)が増えると血液中のコレステロールの全体量も増加し、動脈硬化のリスクが高くなることは知られています。この悪玉コレステロールの中には、超悪玉コレステロールと呼ばれる小型のタイプのLDLがあり、これは心筋梗塞など心臓の病気を起こしやすいのです。(看護師)
小型LDLは小さいため血管壁に侵入しやすく、また肝臓に吸収されにくいため血液中に長く留まり動脈硬化の直接的な原因となりやすいです。悪玉コレステロールが多い人の中でも小型LDLの量が多い人ほど、心筋梗塞を起こす確率が高くなります。(看護師)
以下のような人は超悪玉コレステロールが多いと言われているので、参考にしてください。
・狭心症や心筋梗塞を起こしたことがある
・中性脂肪値が高い
・血糖値が高い
・血圧が高い
・肥満(特に内臓脂肪型肥満)
・善玉(HDL)コレステロールが少ない
超悪玉コレステロールは簡単な血液検査で調べることができるので、内科で医師に相談してみましょう。(看護師)

悪玉と善玉の比率で判断

心筋梗塞を起こしやすいかどうかは、悪玉(LDL)・善玉(HDL)コレステロールの比率によっても判断されます。LDL・HDLの数値が正常の範囲内であっても、心筋梗塞になる可能性があるということです。

脂質異常は、悪玉コレステロール(LDL)・善玉コレステロール(HDL)・中性脂肪のどれか1つが多いことで診断されます。また、LDLとHDLの比率(LH比)によっても心筋梗塞などを起こしやすいと判断され、LH比はLDL÷HDLで計算されます。LDL・HDLの数値が正常範囲内でもLH比が1.5以上だと、動脈硬化や脳卒中など血管の病気を起こしやすいと判断されます。(看護師)

超悪玉コレステロールは小型で血液中に長く留まるため、心筋梗塞などを引き起こしやすいようです。また、悪玉コレステロールと善玉コレステロールの比率も関係しているようなので、気になるようであれば一度内科で検査を受けてみるのもよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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