体臭

2015/03/27

トランス脂肪酸と体臭との関係性

トランス脂肪酸と体臭との関係性

中年男性の中には、いわゆる加齢臭というものに悩む人も多いようです。日頃からスナック菓子などをよく食べるという相談者の方ですが、トランス脂肪酸が体臭をきつくしているのではと思っていますが、実際はどうなのでしょうか。

40代男性からの相談:「トランス脂肪酸は体臭をきつくする?」

トランス脂肪酸は身体に悪いと聞いたのですが、体臭にも関係があるのでしょうか。忙しくてスナック菓子などのジャンクフードを食事代わりにしていたためか、身体の臭いが強くなってきたような気がします。トランス脂肪酸と体臭の関係を教えてください。

体臭の原因はノネナール

加齢臭の原因はノネナールという物質ですが、トランス脂肪酸はこのノネナールを生成します。またトランス脂肪酸は臭いの原因以外にも、ガンなどの病気にかかるリスクを高めるとも言われています。

人には皮脂腺・エクリン腺・アポクリン腺という3つの汗腺があります。臭いの原因となるノネナールは皮脂腺の中にあり、脂肪酸と過酸化脂質が結合する事で産出されますが、トランス脂肪酸はこのノネナールを多く発生させます。体臭を抑えるために抗酸化作用のある食べ物を食べるよう推奨されるのは、臭いの原因となっている物質の発生を抑えるためです。(看護師)
加齢臭の原因はノネナールと呼ばれる物質で、老化に伴い生じる活性酸素により酸化した過酸化脂質と脂肪酸が結びつき、ノネナールが生成されます。トランス脂肪酸は脂肪酸に変化してしまうため、トランス脂肪酸を摂取するほどノネナールは発生しやすくなります。またトランス脂肪酸は、動脈硬化や癌などの病気にかかるリスクを高めるとも言われています。(看護師)

加齢臭を抑える生活習慣

加齢臭は日頃の食事や運動など、生活習慣で改善できることも多いようです。以下を参考に、是非加齢臭の予防に役立ててください。

臭いが発生しやすい耳の裏や首の後ろ・肩・背中をしっかり洗いましょう。また、防臭・消臭シャツの利用も臭い対策には有効ですし、それでも気になるようなら消臭サプリメントなどの利用も効果的です。(看護師)
調理の際、何度も使用した油や常に日光にさらされた状態の油は酸化しているので、新しい油を使用するように心掛けましょう。(看護師)
肉類を避け、海藻類や緑黄色野菜、魚類を積極的に取り入れ、野菜や果物などの食物繊維を豊富に含む健康的な食生活を心がけましょう。また、ウォーキングやスイミングなどの有酸素運動は、老化により生じる活性酸素を抑制することができます。職場の最寄駅の1駅前で降りて歩くなど、日常生活の中に運動を取り入れ継続しましょう。(看護師)

トランス脂肪酸は臭いの原因となるノネナールを生成するため、できるだけ摂取は控えた方がよさそうです。肉よりも魚、食物繊維や野菜もきちんと摂り、適度な運動も心がけるようにするとよいでしょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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