薄毛

2015/03/20

毛髪再生医療を試してみたい。どんなものか?

毛髪再生医療を試してみたい。どんなものか?

頭頂部の薄毛に悩み、これまで試したサプリや育毛剤の効果が見られないため、病院で行える毛髪再生医療に興味を持っている男性からの相談です。具体的に何をするのでしょうか。保険はきくのでしょうか。

40代男性からの相談:「毛髪再生医療とは、どのようなものですか?」

頭頂部の毛が薄くて悩んでいます。市販のサプリを飲んだり、育毛剤をつけたりしていますが、あまり効果はありません。効果が早く出る方法を探していたところ、病院で治療ができると聞きました。毛髪再生医療とは、具体的にどのような治療ですか。健康保険は使えるのでしょうか。

さまざまな薬や技術を組み合わせて行われる毛髪再生医療

病院で行う毛髪再生医療には、薬をはじめ、ジェット噴射やレーザー、超音波や移植などを駆使した数種類の手法があるようです。

現在知られている毛髪再生医療は以下のようなものがあります。
1.一般的な治療:
血行促進効果のあるミノキシジルなどの外用薬と、ジヒドロテストステロンの生成を抑制するプロペシアなどの内服薬を同時に使用します。(看護師)
2.ノンニードルガンHARG:
薬剤と炭酸ガスをジェット流で噴射、頭皮の毛穴に毛髪再生に有効な成長因子を注入し、発毛と育毛を促進します。
この治療は、炭酸ガスを使用して、水溶性製剤を蚊の針よりも細いジェット流で噴射し、頭皮の毛穴に成長因子となる薬剤を入れていくものです。この方法で薬剤をジェット噴射する事により、規定量を均一に頭皮に注入できるという利点があります。内服薬「プロペシア」と併用して行なうのが一般的です。(看護師)
3.グロースファクター再生療法:
多種・多量の成長因子が抽出・配合された薬剤を頭皮に注入することで成長因子を頭皮に補い、毛髪成長シグナルを正常に戻すようにします。(看護師)
4.メソセラピー:
薄毛部位にレーザーと超音波を用い、発毛育毛に必要な成分を浸透させる治療法です。(看護師)
5.自毛植毛:
後頭部よりドナーとなる毛根を頭皮と一緒に幅1センチ、長さ10~20センチの細長い帯状に浅く採取します。採取された毛根は植毛が必要な部分に合わせ、自然な仕上がりになるよう植毛が行われます。また切らずに2~3本毛の束ごとに頭髪を後頭部や側頭部からくり抜き、植毛する方法もあります。髪が採取された部分は、直径約1mmの白く丸い米粒状の傷痕が多数残ります。(看護師)

保険は適応外、すべて自己負担

残念ながら健康保険はきかないようです。たとえばノンニードルガンHARGは1回14万円など、比較的高額の負担を覚悟する必要があります。

いずれの治療も厚生労働省では医療保険適応外としており、診察や治療費は病院がその価格を決めることができます。そのため全ての費用は自己負担となります。 (看護師)
ノンニードルガンHARGの料金は大体1回14万円前後で、プロペシアは1ヶ月7千円からとなっています。(看護師)

病院で行う毛髪再生医療は、サプリや市販の育毛剤とは異なり、費用のかかる治療となります。まずは担当の医師としっかりコミュニケーションをとり、自分の薄毛の原因に一番合った手法での治療を求めるようにしましょう。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

  • このエントリーをはてなブックマークに追加