薄毛

2015/03/20

薄毛を予防したい!どの様な食事が効果的?

薄毛を予防したい!どの様な食事が効果的?

年齢とともに薄くなる髪の毛。たんぱく質が髪によいと言われていますが、具体的にはどのような食品を食べれば薄毛予防になるのでしょうか。

40代男性からの相談:「薄毛予防にはたんぱく質を摂ればよい?」

42才ですが、数年前から頭頂部が薄くなり始めました。髪の毛を増やす(悪くても減らさないようにする)ため、できることは色々やりたいと思っています。とりあえず髪によい食事を調べると、様々なたんぱく質を摂る必要があると書いてあり、専門的な内容で少し理解できませんでした。具体的に、どの様なたんぱく質や食べ物を食べればよいのでしょうか。

「髪の毛=たんぱく質」ではない

確かに髪の毛を作るためにたんぱく質は必要ですが、髪はたんぱく質だけでできているわけではありません。頭皮にきちんと栄養を届けるため、バランスのよい食事を摂り全身の血流をよくすることが大切です。

髪の毛へ栄養を運ぶのは血液であり、たんぱく質のみ摂取しても効果はありません。バランスのよい食事を摂り身体の血液循環をよくすると、たんぱく質やその他の栄養素の吸収率がUPし、頭皮にもしっかりと栄養を届けることができるようになります。髪の毛=たんぱく質のみではないので、先ずは脂っこい食事・糖分の多い食事は避け、あっさりした食事を基本に、様々な食品を取り入れてみてはいかがでしょうか。(看護師)
髪の毛の主成分は「ケラチン」というたんぱく質の一種ですが、このケラチンを豊富に含む食事というのはありません。実は、髪の発育に有効な栄養素というものはまだ栄養学的には確立されておらず、髪の毛は身体から作られるものなので、健康な身体作りをすることが髪の毛のためによい行為だといえます。(看護師)
「髪によい食事」と称し様々な情報が溢れていますが、どんな栄養素でも同じものをずっととり続けると他の栄養バランスが崩れてしまい、体調に影響を及ぼす恐れがあります。1つの栄養素に絞るのではなく、栄養バランスのよい食事を摂ることが大切ではと考えます。食事だけでは難しい場合は、サプリメントなどで補給するのも1つの手です。(看護師)

たんぱく質はビタミンと一緒に!

たんぱく質はビタミン類と合わせて摂ることで、体内への吸収率が高くなります。また髪の毛にはミネラルも必要なので、たんぱく質・ビタミン・ミネラルを上手にバランスよく摂るとよいでしょう。

たんぱく質は主に肉類・豆類に豊富に含まれており、中でも豆類、特に大豆に含まれるイソフラボンというたんぱく質の成分が、ホルモンバランスを整え抜け毛を予防すると言われています。毎日の食卓に、大豆を加工した豆腐・豆乳・納豆などを取り入れることはとてもよいことです。(看護師)
皮膚や髪の毛の健康に欠かせないビタミンA(かぼちゃ・人参などの緑黄食野菜)、血液を作るのに必要なビタミンB(青魚など)、髪の黒い色素を作り出すのに必要なビタミンD(アジ・いわしなど)の他に、亜鉛・カリウム・ナトリウムなどが含まれるミネラルも摂りましょう。特に亜鉛には男性ホルモンによる脱毛を抑える効果があると言われており、牡蠣や緑茶や青魚に多く含まれます。(看護師)

薄毛予防のためには、たんぱく質を摂ればそれでよいというわけではないようです。髪の毛を健やかに保つためには、バランスのよい食事を摂り健康な身体を作ることが大切です。


<こちらの記事は、看護師・薬剤師・管理栄養士等の専門家(以下、「専門家」)が回答するQ&Aサイト「なるカラ」の回答を元に作成されております。本記事における専門家のコメントはあくまで「なるカラ」で回答した各専門家個人の意見であることをご理解の上、お読みいただければ幸いです。>

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